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大宮タカシマヤで「大黄金展」 等身大ブラック・ジャック像や元号大判など展示販売

高さ約180センチの等身大ブラック・ジャックとピノコ

高さ約180センチの等身大ブラック・ジャックとピノコ

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 金製品の茶道具や仏具、オリジナル作品の展示・販売を行う「大黄金展」が5月8日から、大宮タカシマヤ(大宮区大門町32)で開催されている。

元号大判 

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 約1000点の金品を展示販売する同イベント。2寸(6センチ)から5寸(15センチ)サイズまで約30種類をそろえる18金製の仏具「鈴(りん)」は一度たたくと1分から1分半ほど音色が響くという。

 イベントを運営する「SGC」(東京都中央区銀座5)の前中真示さんによると、黄金は1トンの金鉱石から約4グラムしか採取できず、柔らかい性質と貴重なため扱いが難しいことが特徴という。「金細工職人は日本国内に数が少なく、東京都台東区に集中している。江戸で貨幣製造が盛んに行われたことが理由では」と話す。「貨幣と違い、世界共通で価値のある天然資源のため、黄金は国内外で注目が高い」とも。

 会場では、書道家の金澤翔子さんが揮毫(きごう)した「令和」の文字が入った「大判」を展示品として紹介するほか、約20キロの純金製「平成大判」(約2億5000万円)、「改元小判セット」(129万6,000円)、埼玉県にゆかりのある手塚治虫さん原作の漫画「ブラック・ジャック」の登場キャラクターを等身大でかたどった「金箔ブラック・ジャック」(2,160万円)、「金箔ピノコ」(540万円)などが並ぶ。精密に表現したという高さ約180センチの「ブラック・ジャック」の前では、多くの来場者が足を止め、写真撮影などを行っていた。

 前中さんは「ひな人形や節句飾りなどのお祝い飾りはもちろん、アニメキャラクターの作品など、金製品の種類も多様化している。これだけ作品が集まる機会は少ないので、さまざまな角度から金について知ってもらうきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~19時(最終日は18時まで)。今月13日まで。

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