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さいたま新都心で恒例「秋のビール祭り」 全国のクラフトビール400種超が集合

4種飲み比べセットを手渡す鳴子温泉ブルワリーの様子

4種飲み比べセットを手渡す鳴子温泉ブルワリーの様子

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 「けやきひろば 秋のビール祭り」が9月12日、さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ(さいたま市中央区新都心)で始まった。主催はさいたまアリーナ(TEL 048-601-1122)。

初日から多くの人でにぎわう会場の様子(関連画像)

 日本最大級のクラフトビールの祭典として知られる同イベントは、今回が22回目。毎年春には屋外のけやきひろば、秋には同アリーナで開催され、多くのビールファンでにぎわう。全国各地のブルワリーや海外ビールのインポーターが出店し、90店舗が400種類以上のビールとフードを提供する。予約制のテーブル席のほか、立ち飲み席とレジャーシートを持ち込むことのできるピクニックエリアが設けられ、初日から会社帰りの人や家族連れなどの楽しむ様子が見られた。

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 初出店のブルワリーは8店。志木市のSHIKI BEER(シキビア)は、「SAISON classic(セゾンクラシック)」(Mサイズ500円)や、ベルジャン・ストロングエールの「BLONDE(ブロンド)」(同600円)など、ベルギーのビアスタイルをそろえる。原料のオレンジピールや一部のホップは、富士見市で自ら自然栽培したものを使う。代表の矢野利治さんは「少量生産でいろいろな種類のビールを造っている。全12種類の中から日によって5種類ずつを提供するので、毎日来ても違う味わいが楽しめる」と薦める。

 信州須坂フルーツブルワリーは、果樹生産が盛んな長野県で成長力のあるフルーツ加工品を作ろうと、2016(平成28)年に立ち上げられた。「フルーツ3mixエール」(900円)は、リンゴとカシス、巨峰とナガノパープルのブドウ2種を使ったビールで、ジューシーな味わいが特徴。醸造長の深井洋一さんは「味はもちろん、色合いもそれぞれの果物の良さが消えないように、バランスに気を配った」と話す。

 茨城県のさかい河岸ブルワリーは、地元特産の猿島茶を使ったビールを用意。「さしま茶エール」には茶葉を、「さしま茶IPA」(以上、12オンス500円)には粉茶を使い、それぞれお茶の香りがビールの個性を引き立てる。代表の安井健さんは「イベントでいろいろなお客さんから寄せられた声を生かして、さらにおいしいビールを造れるように頑張りたい」と意気込む。一緒に出店する「BORDER TOWN」の手作りハンバーガーは、同ブルワリーのビールを加えて煮込んだソースをこのイベント限定で使う。

 15日と16日には、伊勢角屋麦酒(ビール)の鈴木成宗社長による書籍「発酵野郎!世界一のビールを野生酵母でつくる」の出版を記念したトークショーも行われる。

 さいたまアリーナで同イベントを担当する鈴木一紀さんは「日本全国からよりすぐりのブルワリーが、おいしいビールを持ってきている。みんなで食べて、飲んで、楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~21時30分(最終日は19時まで)。入場無料。トークショーは伊勢角屋麦酒のペールエール1杯付きで1席600円(事前にデジタルチケットの購入が必要)。今月16日まで。

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