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さいたまの保養所「六日町山の家」写真展 宿泊学習などで利用、老朽化で閉館へ

写真や熊の剥製が展示されている

写真や熊の剥製が展示されている

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 旧与野市(現さいたま市)の保養所「六日町山の家」(新潟県南魚沼市)の写真展が現在、さいたま市中央区役所(さいたま市中央区下落合5)1階ロビーで開催されている。

完成当時の六日町山の家(関連画像)

 1975(昭和50)年に開設された同施設は、魚野川を見下ろす坂戸山の麓に位置し、豊かな自然に囲まれ、川釣りや山菜採り、冬はスキーなどを楽しむことができる。観光、家族旅行、サークルや部活動の合宿所などとして多くの市民が利用する。2011(平成23)年までは旧与野市立小学校の宿泊学習としても使われた。

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 2009(平成21)年~2011(平成23)年まで市直営時代最後の所長を務めた元市職員の柳沼清彦さんは、「子どもたちは魚釣りやスキーなど自然の中で楽しんでいた。山の家から見える花火大会は迫力がある」と話す。

 食事は、地域特産の米や山菜、車で1.5時間のところにある漁港で取れた地元の魚などが振る舞われる。柳沼さんは「六日町の米は非常においしい。私の孫は6杯もお代わりした。野菜なども新鮮で、特に朝食は日本一だと誇れる」と話す。「こんなに人気な施設になるとは思わなかった。地元の方にも愛されている思い出深い場所」とも。

 現在でも年間延べ6000~8000人ほどの利用があるが、築40年以上のため建物の老朽化が進み、耐震性の問題があるため、2020年3月30日で閉館することとなった。閉館を惜しみ、同施設の主に昔の写真を区役所内の食堂で展示していたところ、施設をしのぶ声が多く、ロビーに場所を移した。写真のほか、施設から借りてきたツキノワグマの剥製や米俵も展示されている。

 六日町山の家は来年の3月末までは引き続き営業している。さいたま市内在住の人は、一般和室が中学生以上=2,300円(10月1日からは2,340円)、3歳~小学生=1,220円(同1,240円)、3歳未満の幼児は無料で宿泊できる。市外の人も宿泊できる。

 写真展期間中は南魚沼産新米コシヒカリが抽選で20人に進呈される抽選会が行われているほか、区役所食堂で新米が入荷し次第新米のおにぎりを限定販売する予定。

 開催時間は開庁日の8時30分~17時15分。9月30日まで。

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