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大宮市場で恒例の「年末大開放」 水産物・青果など100店以上

マグロを品定めする来場客

マグロを品定めする来場客

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 年末恒例の「年末大開放」が12月25日から、大宮市場(さいたま市北区吉野町2)で行われる。

青果も品数が豊富 中には聞き覚えのない名前の野菜も

魚市場と青果市場のほかに肉類や加工品、菓子、生花などを取り扱う店を含む合計100店以上で構成される大宮市場が、通常は毎週土曜に行っている一般客への開放を、年末の6日間実施する。「がんばろう さいたま!商品券(プレミアム付商品券)」も利用できる。

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 時節柄正月向けの食材が増え、カニやエビ、マグロ、数の子、タコなどが店頭に並ぶ。群馬や栃木の仲卸業者が東京の市場に行くよりも距離も近く鮮度を保てるため頻繁に訪れる大宮市場には、一般人には馴染みのない野菜類もあり、生花店では正月用の門松なども扱っている。

 魚市場を統括する埼玉県魚市場の鈴木清社長は、「楽しみにしているお客さまも多いので今年も実施する。マスクの着用と一組当たり少人数での来場をお願いしたい」と話す。支援を行うさいたま市農業政策課担当者は「市場は食料流通の拠点であるため例年通りとはいかなくとも、感染対策をした上で買い物を楽しんでいただきたい」と話す。今年はさいたま市の清水勇人市長も視察に訪れる予定という。

 通常開催の土曜に場内を訪れていたさいたま市在住の佐竹俊一さんは「年末年始のごちそうはここで買っている。毎年来ている」と笑顔を見せる。

 鈴木社長は「若いころはいろいろな食材を自分で調理法を試しながら食べていた。おかげでお客さまにもこの魚は焼いて食べるとうまいよと、説明が楽しくなった」と当時を懐かしむ。「魚市場の社員は深夜1時半からマグロ、2時からはそのほかの魚介類の鮮度確認を行う。それにより、値ごろ感のある市場価格でお客さまに新鮮な食材を提供することが出来ている。こういう時期だからこそ家族でおいしいものを食べていただきたい。おいしいお酒と一緒にね」とほほ笑む。市場全体で「地域の皆さんに明るい新年を迎えてほしい」と万全の準備を行っている。

 年末大開放の営業時間は8時30分~12時頃まで。店舗により営業時間は異なる。駐車場は無料で900台を収容。

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