大宮タカシマヤ(さいたま市大宮区大門町)で10月9日より、まちの人々の笑顔を80点のポスターにした市民企画の写真展「みんなのえがおポスター展」が開催される。
6月30日、大宮駅東口の銀座通りを会場に地域イベント「I LOVE SAITAMAぷろでゅーす」での「I love SAITAMA PEOPLE フォトセッション」が開催された。「自分たちの住むまちの魅力は何かと考えたとき、まちの人々の笑顔がまちの魅力の一つではないかと考えフォトセッションを企画した」と、企画を担当した善福(ぜんぷく)克枝さん。当日、会場に訪れた人の写真を撮るうちに、「すてきな笑顔が本当にたくさん集まった。この魅力を、より多くの人に伝えることで、地元・さいたまが好きな人をもっと増やすことができるのでは」と思い写真展を企画した。当初は写真のみの展示を考えていたが、「それぞれの人が感じているさいたまの魅力を写真に添えて、一人一人をポスターにすることを思いついた」という。
その後、さらに写真を撮影し、対話しながら一枚一枚のポスターを制作した。約80点のポスターには、11人の大家族、MJダンス日本一の中学生、ビール好きの紳士など、性別や立場、年齢を超えた人々の笑顔が登場する。ポスターに登場する一人、菊池俊秀さんは「自分の言葉が、こんな立派なポスターになるとは思ってもみなかった。こんな貴重な経験ができて、とてもうれしい」と話す。
会場は同店西階段展示スペース。営業時間は10時~19時30分。今月29日まで。