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大宮で「さいたま刀剣市」 古刀から現代刀まで100振、「肥前国忠吉(初代)」展示も

2020年11月の「さいたま刀剣市」で特別展示した刀工の太刀「一文字」

2020年11月の「さいたま刀剣市」で特別展示した刀工の太刀「一文字」

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 刀剣販売を手掛ける「あさひ刀剣」(さいたま市大宮区宮町2)が11月26日~28日、「さいたま刀剣市」を「貸会議室6F」(宮町1)で開催する。

目貫(めぬき)、笄(こうがい)、小柄(こづか)、鐔(つば)、縁(ふち)、頭(かしら)など、刀の外装に装備される「刀装具」

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 2017(平成29)年2月にオープンした同店。ネット販売が中心だったが、「実際に手で触れて日本刀の感触や輝きを楽しんでほしい」と先代店主が、遠方の客もアクセスがしやすい大宮駅近くに店を構えた。現店主の久津間俊平さんが父親でもある先代から引き継いで経営している。大宮駅東口から徒歩約5分にある店はアートギャラリーを思わせる店構えで、「初めてでも入りやすいよう、明るい雰囲気にしている」という。

 2019年11月に1回目を開いた刀剣市。久津間さんは「以前は刀剣好きというと比較的年齢の高い方が多かったが、最近は若い方にも『和』の文化に興味を持っている方が増え、幅広い世代の方が来場している」と話す。「初めて刀剣を見る方もスタッフが説明するので、楽しんでもらえる」とも。

 刀剣市は美術刀剣松本(千葉県野田市・東京都江戸川区)と共同で開催し、古刀から新刀、新々刀、現代刀まで約100振の日本刀をはじめ、室町時代から江戸時代の鐔(つば)や小柄(こづか)、笄(こうがい)、目貫(めぬき)などの刀装具も約100点展示する。久津間さんは「えりすぐりの刀剣、刀装具がそろう。一点ずつの魅力をじっくりと楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 特別展示では、江戸時代を代表する刀工の一人である肥前国忠吉(初代)の片切刃造の「短刀 肥前国忠吉(初代)」を展示する。久津間さんは「忠吉の片切刃は極めて稀少であり、名工である忠吉の高い技術が見事に現れているので、ご覧いただければ」と話す。

 会場では、初心者向け講座「日本刀を楽しむ会」も行う。講座では、刀の基本的な取り扱い方法や鑑賞のコツ、手入れ方法を伝授。久津間さんは「本物の日本刀を間近に見ることができる貴重な機会。日本刀に興味があるが、手にしたことがない人などに参加してもらえたら」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~17時。入場無料。安全確保のため、未就学児童の入場は断ることがあるという。「日本刀を楽しむ会」は26日・27日の18時~。参加費は1,000円。要事前予約で、高校生以下は保護者の同伴が必要。

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