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岩槻で親子ゴミ拾いイベント 「シナぷしゅ」のお面も

親子ゴミ拾いイベントの集合写真

親子ゴミ拾いイベントの集合写真

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 岩槻駅東口周辺で11月27日、親子ゴミ拾いイベントが開催された。

岩槻城主太田資正公生誕500年祭実行委員会・岩槻城盛り上げ隊の長永さんも甲冑(かっちゅう)を着けて参加した

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 主催は、第2回リノベーションスクール岩槻の修了生の原かおりさんと、岩槻区でプライベートレッスンスタジオ「WaCCA」を運営しているSAORIさんの2人。共に2児の母であり、それぞれ「子育て世代が親子で楽しめるコンテンツを岩槻にもっと増やしたい」「岩槻をもっとより良くしたい」という思いがあり、「テレ東SDGsプロジェクト×海と日本プロジェクトin東京」の「親子1万組ごみひろいキャンペーン」に応募して採択されたことから、同イベントを開く運びになったという。

 岩槻駅東口をスタートして、岩槻の一番街商店街・栄町商店街から人形博物館に至るルートで、子どもたちはテレビ東京の番組「シナぷしゅ」のお面を着けて、10時から約30分間、ゴミ拾いを行った。終盤には岩槻区のご当地キャラクターの「もうかりやっこ」も応援に駆け付けた。岩槻城主太田資正公生誕500年祭実行委員会・岩槻城盛り上げ隊の長永さんも甲冑(かっちゅう)を着けて参加した。

 参加した岩槻区在住の女性は「うれしかったのは商店街の方々がゴミ拾いをしている様子に気付いて温かい応援の言葉を掛けてくれたり、藤宮製菓の方が急きょまんじゅうを差し入れてくれたりしたこと。コロナ禍で人とのコミュニケーションが希薄になっている中、地域の温かみを感じてうれしかった」と話す。

 主催した原さんは「子どもたちの笑顔は周りを明るくしてくれる。参加者同士の何気ない会話も楽しかった。このご時世、乳幼児がいる子育て世代はどうしても孤立しやすいので、こうしたイベントを介して子育て世帯のパパ・ママの心が軽くなればうれしい。パパ・ママが笑顔でいることは、子どもにとっても良い影響になり、引いては地域のにぎわい・活性化につながる。今後も子育て世代が楽しめるコンテンツを企画していきたい。子育て中のママ企画のイベントは個人で開催していると、どうしても子どもの成長と共に途絶えてしまいがちなので、今後協力してくれる仲間が増えて続けていけば」と期待を込める。

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