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大宮西口の「BAR & CAFE 1001」、コロナ禍も乗り越え8周年

季節の果物を使ったフレッシュフルーツカクテル「洋なし(ラフランス)」

季節の果物を使ったフレッシュフルーツカクテル「洋なし(ラフランス)」

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 大宮駅西口の「BAR & CAFE 1001(バーアンドカフェテンオーワン)」(さいたま市大宮区桜木町2)が10月1日で、8周年を迎えた。

フレッシュフルーツカクテル「シャインマスカット」

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 店主の茂木祥太さんは、結婚式場、ホテル、フランス料理店などで飲食業の勤務経験を積んだ後、バーに勤務していたという。「バーで働く以前はコーヒー店の開業を考えていた。バーでカクテル作りを学び、その奥深い世界を知るうちにバーテンダーという職に興味を持った。当時は酒が苦手でほとんど飲めなかったが、あえて苦手な世界に挑戦しようと、バーの開業に踏み切った」と茂木さんは振り返る。

 お薦めメニューは季節のフルーツを使ったフレッシュフルーツカクテルで、10月は「シャインマスカット」「洋なし(ラフランス)」(以上1,200円)などを提供する。「合鴨ロース肉のソテー」(1,500円)「北海道稚内産エゾシカモモ肉のソテー(要予約)」(3,000円)などの料理も用意。茂木さんは「お酒も料理も、できるだけお客さまのリクエストに応えている。ここで過ごす時間を肩肘張らずに楽しんでほしい」とほほ笑む。

 今後は茂木さん自身が狩猟したジビエ肉をメニューとして提供することを検討しているという。狩猟に必要な許可や免状も既に取得しているという茂木さんは「技術面を含めてまだ経験が浅く、すぐ実行できるわけではないが、いずれは埼玉県内で狩猟した地産地消のジビエ料理を売りにしたい」と意気込む。

 「あっという間の8年だった。特に苦労したのは2年前、コロナ禍による緊急事態宣言の発出で酒を提供できなくなった時。酒を提供できないとバーとしては成立しないため、一時的に業務形態を変え、ランチタイムにスープカレーを提供することで乗り切った。これからも、バーという形態にとらわれず、時代や状況に応じて臨機応変に形を変えていけるような店作りをしていきたい」とも。現在はバーのみの営業に戻っている。

 営業時間は17時~翌2時。日曜・祝日月曜定休。

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