「第7回岩槻映画祭」が2月11日・12日、さいたま市民会館いわつき(さいたま市岩槻区太田3)で開催される。
同祭はさいたま市公認コンペ映画祭。「地域交流や地元に根差した文化の育成、市に映像・映画文化を根付かせよう」と2014(平成26)年に始まり、今回で7回目。全国から寄せられた応募作品約100件の中から入選した11作品を上映し、審査委員会で選んだグランプリほか入賞した5作品を発表するほか、当日観客が投票で選ぶ「観客賞」もある。
当日は出演者の舞台あいさつや地元シンガー・ソングライターらのライブを行うほか。初の試みとして過去開催のグランプリ監督を紹介する「レジェンド監督特集」(11日)や、特別招待作品「車線変更 キューポラを見上げて」の上映を行う。実行委員会委員長の斉藤淳さんは「この作品は川口が舞台になっている。女優の岡江久美子さんの遺作にもなった作品」と紹介する。
「年々応募作品のクオリティーが上がっている。今回の作品の傾向としては社会問題を取り上げたものが多く、特にLGBTQがテーマの作品も5作品ほどあった」と斉藤さんは振り返る。
開催時間は、11日=11時~17時50分(10時30分開場)、12日=10時~16時50分(9時30分開場)。入場料は1,000円(2日間利用可能)。中学生以下無料。