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大宮で「さいたまヨーロッパ野菜料理コンクール」 シェフら腕競う

スイーツ部門で市長賞を受賞した赤羽根涼花さんの作品

スイーツ部門で市長賞を受賞した赤羽根涼花さんの作品

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 料理コンテスト「さいたま市長杯 さいたまヨーロッパ野菜料理コンテスト」の最終審査会が2月5日、プラザノース(さいたま市北区宮原町1)で開催された。主催はさいたま食文化未来創造プロジェクト実行委員会。

給食部門で市長賞を受賞した山口哲生さん(さいたま市立与野西北小)の作品

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 さいたまヨーロッパ野菜料理コンテストは、さいたま市の特産品である「ヨーロッパ野菜」の普及と若手シェフの育成を目的に2016(平成28)年から開催されており、今回で7回目。埼玉県内の飲食店で働く料理人を対象とした「洋食部門」「フリースタイル部門」「スイーツ部門」、市内の学校給食を対象とした「学校給食部門」、アマチュアの家庭料理を対象とした「一般部門」の5部門から成る。当日は最終審査会として、一般部門を除く4部門の調理審査が行われた。

 2020年、2021年の2年間はコロナ禍の影響でオンライン開催となり、今年は3年ぶりのリアル開催となった。書類選考を勝ち抜いた4部門16人のシェフ、学校栄養士などが調理を行い、審査員へのプレゼンと試食審査に臨んだ。

 審査の結果、市長賞を受賞したのは以下の5人、プロ・洋食部門」=荒井則行さん(SACULA DINER)、プロ・フリースタイル部門」=山岸絵美子さん(MONICA)、プロ・スイーツ部門=赤羽根 涼花さん(SACULA DINER)、学校給食部門=山口哲生さん(さいたま市立与野西北小学校)、一般部門=田中雅代さん(さいたま市在住)。

 実行委員会の北康信委員長は「3年ぶりのリアル開催ということで、驚くほど作品のレベルがアップした。おいしいのはもちろん、野菜を丸ごと使って生ごみを出さないなど、SDGsにも配慮した作品が増えてきた」と話す。市長賞のプレゼンターを務めた清水勇人さいたま市長は「今回のコンテストがヨーロッパ野菜の新たな可能性が広がり、さいたま市ブランドとしてさらなる発展の一助となることを期待している。ぜひ受賞メニューを実際に店で出してほしい」と話した。

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