北欧風イラストレーター、絵描きの岡野友敬さんの絵画展が、大宮公園近くの「カフェ・ギャラリー あっぷるはうす」(さいたま市大宮区高鼻町2)で5月1日~14日、開催された。
岡野さんはさいたま市出身・在住の作家。アメリカのサンタモニカカレッジで美術を専攻し、版画を中心に美術に触れ、イタリアの工房ではエッチングを学んだ。帰国後は絵を描くことをやめていた時期もあったが、子どもができたことをきっかけに再開。SNSでの発信、百貨店やギャラリーで個展を開くなど活動の場を広げてきた。ヤギを飼ったり、米を作ったり、養蜂をやったりと、絵と関係無さそうなことをやり続けていることが絵に影響を与えているという。同店での個展は3回目の開催となった。
岡野さんは「絵を見て『ものがたり』を想像できると言ってもらえることが多く、描く人も動物も、前と後を少しイメージしながら描いているためかと思う。日々、ヤギ、鶏、蜂など動物を見ることで、そのままの可愛らしさを描きたいと思うようになった。色んなことが絡み合って、人生が面白くなっているので今後も色々やって行きたい。大宮での個展も機会があれば開催するので楽しみにしていてほしい」と話す。