「SDGsファッションショー&ミュージックライブ」が11月9日と16日、岩槻駅前ワッツ(岩槻区本町3)西館で開催される。主催はいわつき総合文化芸術祭実行委員、企画運営を行うのは「えしかる岩槻企画」。
「いわつき総合文化芸術祭2024」の一環で行う同企画は、「地球環境にやさしいモノづくり」をテーマに行うファッションショー。縫製工場から出る端切れや業者が引き取らなかった古い着物などを持ち寄り現代風にアレンジして制作した衣装を披露する。思い出が詰まった着物をリメークすることで日本の伝統文化を未来へつなげ、「物を簡単に捨てずに長く使い続ける」ことで持続可能な社会づくりを目指すという。
えしかる岩槻は、仕事や趣味で身につけた技術を生かし、地域活性化や生きがい作りにつながる活動に取り組む団体。同区内のさまざまなイベントに出店し、ハンドメードやリメーク品の販売、ワークショップなどを行う。衣装のリメークやファッションショーの企画運営を行うのは同団体のメンバーで、モデルはリメークに興味を持った5歳~70代の一般が務める。
洋装のリメークも行った同団体の石井本美さんは「このイベントを通じて、着物や端切れといった素材に新たな命を吹き込み、日本の伝統と環境への配慮を両立させたファッションを提案したい。新しい視点で、誰でも気軽に取り入れられる持続可能なファッションの魅力を伝えていきたい。このイベントに参加することで持続可能な未来を共に考えてもらえれば」と話す。
開催時間は、9日=12時50分~13時10分・14時30分~14時50分、16日=11時~16時。16日にはウクレレライブも行う。観覧無料。