![12年に一度のご開帳の始まった「大宮水波田観音」の観音堂](https://images.keizai.biz/omiya_keizai/headline/1397203767_photo.jpg)
大宮で最も古い寺とされる「大宮水波田観音慈眼寺」で4月11日、12年に一度の「千手観世音菩薩(ぼさつ)」のご開帳が始まった。
同寺は826年の創建と伝えられる古刹(こさつ)で、旧大宮市内で最も古い歴史を持つ寺の一つ。今回公開されるのは、開祖である慈覚大師円心が一刀入れる度に3回礼拝して彫ったと伝えられる千手観世音菩薩像。普段は厨子(ずし)の中に安置されているが、ご開帳の期間だけ見ることができる。
11日10時から開扉法要が営まれ、秘仏が12年ぶりに姿を現した。翌12日には、お稚児参りや地域住民による奉納演芸などが予定されている。
開場時間は10時~16時(土曜・日曜と最終日は17時閉門)。今月17日まで。