自転車ロードレース「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム presented by ベルーナ」の開幕を明日に控え、さいたま市が盛り上がりを見せている。
今年で2回目を迎える同イベント。大宮駅東口の銀座通りでは、今月19日に通常のバナーからさいたまクリテリウムの開催を知らせる特別バナーに掛け替えた。「通常は、地元・大宮アルディージャを応援する選手バナーを掲示しているが、今回は特別。世界的なイベントであるクリテリウムの盛り上げに一役買えるよう応援できれば」と同商店街会長の栗原俊明さん。
会場のさいたま新都心駅周辺には、シンボルカラーである黄色を基調とした大小さまざまなフラッグが登場。街を黄色に染め上げて、クリテリウムへの雰囲気は盛り上がりを見せている。また、ワンウェイ型貸自転車の「コミュニティサイクル」にもシールが貼られ、町中での走る広告塔となっている。
コクーンさいたま新都心では、昨年の大会の様子を移した写真展が行われているほか、横断幕や各店舗前にポスターを掲示するなど、全館を上げてクリテリウムを応援している。
行政による盛り上げのほか、市民によるアピール支援も行われている。10日には、イベントを盛り上げることを目的にfacebookを使った呼び掛けで市民の有志が集結。シンボルカラーの黄色いシャツを着てコースを走り、クリテリウムが近づいていることをアピールした。
世界最高峰の選手たちが集まるレースは、10月25日13時スタート。