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大宮のコワーキングスペースで小中学生向けプログラミング教室「CoderDojoさいたま」

子ども向けプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」で猫からネズミが逃げるゲームを作る講義風景

子ども向けプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」で猫からネズミが逃げるゲームを作る講義風景

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 小学生・中学生向けプログラミング教室「CoderDojoさいたま」が11月30日、コワーキングスペース7F(さいたま市大宮区宮町)で開催される。

「Google Blockly(グーグルブロックリー)」でプログラムを作って迷路を解いている様子

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 「CoderDojo」は2011年にアイルランドで始まった小学生・中学生にプログラミングを教える道場で、有志によるボランティアにより全世界47カ国・450拠点で開催されている。「CoderDojoさいたま」は、さいたま市を拠点に月1回定期開催し、今回で9回目を迎える。

 「メンター」と称して、主にIT関連を職業としている大人が先生役として子どもに講義形式とワークショップ形式で教える。メンターとして教える側に回る中学生もいる。

 「CoderDojoさいたま」では、Googleが提供しているドラッグ&ドロップで感覚的に使えるビジュアルプログラミング言語「Google Blockly(グーグルブロックリー)」でプログラムを組んで迷路を解いていくゲームを行うほか、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)の「MITメディアラボ」が開発したプログラミング言語である「Scratch」を使ってゲームを作る。それらを通して、小学生・中学生にプログラミングを子どもでもなじみ深いものにしていく。

 「まっすぐ進む」「左を向く」「まで繰り返す」「もしまっすぐ進めるなら」などの命令文をドラッグ&ドロップでブロックを組み合わせることで、ゲームを作成。

 「初めての子どもでもゲーム感覚でプログラミングを学べて、興味のある子どもはその後も継続的に続けている。プログラミングは義務教育の必須科目ではないが、プログラミングを学んで自分でWebサービスやアプリを作り、若くして起業したり仕事にしたりする人も多くいる。また、職業にしないまでも、プログラミングの発想は人間の作業と自動で行える作業の住み分けを考える力が得られると思う。プログラムを学ぶ一つのきっかけになればと思い、生まれ育った地元のさいたま市で開催している」と、同団体の副代表を務める星野邦敏さんは参加を呼び掛ける。

 開催時間は15時~。参加料は無料だが、会場となるコワーキングスペースの利用料として1親子あたり1000円が掛かる。

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