さいたま市内で6月20日、「餃子交流会」が開催され、子育て中のお母さんたちがギョーザのおいしい焼き方などを学んだ。
主催はギョーザの製造販売を手掛ける「ヨコミゾ」(さいたま市西区三条町)と、子育て中の女性支援、託児サービス、女性ならではのプロモーション事業を手掛ける「ままのえん」。イベントは、「ヨコミゾ」と「ままのえん」が5月に始めた「活菜餃子 家族de団らんプロジェクト」の一環。
ヨコミゾはさいたま市西区にある工場で、化学調味料を使わず、国産の豚肉や野菜を使う安心安全なギョーザを製造販売し、全国の学校給食や生協にも提供している。
同プロジェクトディレクターの「ままのえん」高橋めぐみさんは「主婦は冷凍食品を使う時、手抜きをしている気持ちになり、ちょっぴり後ろめたい。このギョーザは時短調理ができ、材料にもこだわりがあり、安心して家族に出せる。ギョーザを囲んで団らんを楽しんでほしい」と話す。
当日は、ヨコミゾ営業部長の坂上努さんが冷凍ギョーザをおいしく焼くコツを説明した後、実演。ちょうどいい焼き加減で焼き上がったギョーザに参加者は歓声を上げた。
1歳の子どもと参加した桜区の入間川美佳さんは「普通の料理教室は、習ったものを家で作ろうとすると材料がそろわず、結局作らないこともあるが、今回はすぐにまた作れるので助かる。おすすめのタレなども教えてもらって楽しかった」と満足そう。
同プロジェクトリーダーで「ままのえん」スタッフでもある青木光美さんは「皆さんの笑顔がうれしかった。忙しくても晩ご飯をしっかり用意したいお母さんの助けになれば」とほほ笑む。
今後はスーパーでのワークショップやフォトコンテスト、親子座談会なども開いていく。