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埼玉県と山梨県の県庁職員から生まれた七夕イベントが秩父で開催

「サイ・カイ・タク!七夕プロジェクト」の様子

「サイ・カイ・タク!七夕プロジェクト」の様子

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 国道140号(彩甲斐街道)沿いで、埼玉の「織姫」と山梨の「彦星」が秩父で再会するという「サイ・カイ・タク!七夕プロジェクト」が、7月7日、開催された。

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 織姫と彦星の再会をキーワードに、埼玉県と山梨県のそれぞれのデートコースや観光資源を紹介する同イベント。埼玉県の秩父のデートコースは早稲田大学人間科学部の扇原ゼミの大学生が選び、山梨県のデートコースは山梨県立大学国際政策学部の安達ゼミの大学生が選び、それぞれイベント当日に発表した。また、お風呂業界のアイドルユニットOFR48の下野紗也香さんと津軽三味線奏者の福嶋孝顕さんによる、織姫と彦星の再会劇も行われた。

 「国道140号は、埼玉・山梨両県を結ぶ唯一の国道であるが、かつては雁坂峠を挟み登山道以外での行き来が出来なかったことから『開かずの国道』と呼ばれていた。平成10年の雁坂トンネルの開通時に、彩の国と甲斐の国が再会し、経済、文化の交流が再開することを願って彩甲斐街道と名付けられた経緯がある。このため『再会』という切り口に七夕にイベントを開催した。人口減少社会の中で、そこに住む自分たちが自らの力で、何かできないかという想いから、埼玉県と山梨県の公務員が企画した。この企画を通して、お互いの県を知ってもらい、交流が活発化して、地域活性化の一つとなれば」と埼玉県観光課の角田さんは開催趣旨を話した。

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