シーノ大宮センタープラザ(大宮区桜木町1)で10月2日から、4回連続講座「地域でオトナ男子が幸せに暮らす方法」が開かれる。
コミュニティーカフェ「のら」で開催されたプレ講座(写真提供=のら)
主催は市民グループ「あれあれあ」とさいたま市。同グループ代表の新井純子さんは、転勤族の妻で孤独な子育てをした経験から、「子育て期における女性の生活意識調査」を実施。現在は中浦和にあるコミュニティーカフェ「のら」を運営しながら、女性たちの話す場作りを中心にさまざまな活動をしている。
今回の講座では同カフェに関わる3人の「オトナ男子」と、春日部市で学生や地域の住民と一緒にさまざまな講座を多数実施している人と一緒に、職場でも家庭でもない、「地域」での男性の居場所について考える。
講師の一人で埼玉県庁職員の小峰弘明さんは現在、「のら」の大家として同カフェの広報や調理ボランティアに携わる。「地域には自分のスキルを生かしてさまざまな活動をしている人がたくさんいる。仕事では会えないさまざまな分野の人と知り合いになって話をすることで生活が楽しくなっている。地元のスーパーや路上で声を掛けられたりすることが増えた」と話す。
「職場や家庭以外の第3の場所で何か活動してみたいと考えている人、これまでずっと仕事一本でやってきて、これから地域に目を向けてみようという人などに気軽に来ていただければ」と呼び掛ける。
講座は10月2日、9日、16日、30日の14時~16時。市内に在住・在勤または在学する40~69歳の男性。原則4回参加が望ましいが、各回の参加も受け付ける。定員は20人。申し込みは電話、ファクス、またはメールでさいたま市男女共同参画推進センター(TEL 048-642-8107)まで。6カ月以上の未就学児5人までの託児あり。