さいたま西の「大宮花の丘農林公苑」(さいたま市西区大字西新井)でサルビア3万3000株が満開となり、一面に広がる赤い花のじゅうたんを一目見ようと多くの人が訪れている。
3万3000株のサルビアが赤いじゅうたんのように広がる、大宮花の丘農林公苑
広さ11.3ヘクタールの同苑には約6.5ヘクタールの花畑が広がり、チューリップやポピーなど、季節ごとにさまざまな花を楽しむことができる。サルビアは6月ごろに植え付けたもので、7月中旬~下旬に一度見頃を迎えた後に刈り込み、この時期に再び見頃を迎えている。
「今年は雨が多かったため、とても鮮やかな赤色に咲いている」と担当者。見頃はあと1週間程度で、今月末には順次別の花に植え替えるという。隣の区画のコスモスについては、「雨が多かった影響で、こちらはまだ五分咲き程度と開花は少し遅れている。サルビアからコスモスと続く秋の花を楽しんでほしい」とも。
開園時間は7時30分~19時(10月以降は8時~18時)。入園無料。