牛豚肉のホルモン専門卸「一色」(中央区本町東7-13-3、TEL 048-852-4129)が1月10日、同社直売所で「モツ鍋セット」の販売を始めた。
社長の一色泉さんは「創業開始から約50年、牛豚肉ホルモン専門でやっている。全国的にホルモンを専門で取り扱っている卸は少ない」と話す。
同社ではこれまで、自社商品を業者や飲食店に出荷していたが、昨年4月1日、自社工場隣に一般家庭向けの直売所をオープンした。
モツ鍋セットの販売について、販売責任者の成田裕一さんは「直売所を始めて、直接地域の方と接することができて、問い合わせやダイレクトな反響を得る機会が増えた。一方、オープン当時は年配の方の購入が多かったが、調理の簡単なモツ鍋セットを始めてから若い方の来客数が増えた」と話す。
成田さんによると、販売開始から1カ月で100セット近くを売り上げているという。「予想よりも反応が良い。ホルモン肉は好き嫌いがあるかもしれないが、多くの人に食べてもらい味を知ってほしい。現在は直売所での販売のみだが、今後は地方への発送などもやっていきたい」と意欲を見せる。
価格は「モツ鍋セット」(約2人前=1,980円)。関連商品として「特製牛モツ煮込み」(1キロパック=1,000円)も用意する。
営業時間は、月曜日~金曜日=12時~17時。土曜日=9時~13時。