「ホテルメトロポリタンさいたま新都心」(さいたま市中央区新都心11、TEL 048-851-1111)が6月13日、JRさいたま新都心ビルの5階から10階にオープンする。
県内初の開業、ホテルメトロポリタンさいたま新都心のロビー(写真提供=日本ホテル)
全157室の客室と直営カフェを備えた「宿泊主体型」の同ホテルは県内初進出。客室はすべてスーペリア以上とし、シングルでもダブルサイズのベッドを採用して17平方メートルを確保。ほかに、ツインやダブル、バリアフリーに配慮したアクセシブルツイン、「記念日などでの利用を想定した」エグゼクティブツインもある。
館内は、客室の壁面やじゅうたん、ルームナンバーなどに、県の木の「ケヤキ」のデザインモチーフを取り入れ、落ち着いた色合いにまとめた。全室にシモンズ社製のルクスシリーズベッド、大型液晶テレビ、加湿空気清浄機を完備し、インターネット接続も無料。最寄りのさいたま新都心駅から徒歩1分の立地を生かして、平日はビジネスマンの利用を見込んでいるが、近隣の「さいたまスーパーアリーナ」の利用者をはじめ、近隣病院の入院患者の家族など、長期宿泊者が気軽に利用できるコインランドリーを備えて宿泊者のニーズに応える。
ビュッフェスタイルで朝食を提供する「カフェ クロスヤード」は、県内産の「彩たまご」を使うキッシュ、具だくさんのけんちん汁など、常時45種類以上のメニューを用意。同ホテルオリジナルブレンドのコーヒーは、3種類の豆をブレンドしローストを強くすることで、酸味を抑えて香ばしさを出す工夫も。宿泊者以外も利用でき、朝食後は軽食を提供するカフェスタイルとなる。
同ホテルを運営する日本ホテルの担当者は「アクセスも良く、雨にもぬれずに、改札を出てから客室までバリアフリーとなっている。さいたまスーパーアリーナをはじめとするレジャーの拠点として、ビジネスでも、利用いただきたい」と話す。