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さいたま新都心でアウトドアイベント ライブやワークショップ、食・雑貨も

観客も盛り上がった「クロワッサンサーカス」のショー

観客も盛り上がった「クロワッサンサーカス」のショー

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 さいたまスーパーアリーナに隣接するけやきひろば(さいたま市中央区新都心)とコクーンシティで9月16日と18日、「Acoustic Village(アコースティック ヴィレッジ)」が開催された。主催はスーパーアリーナとコクーンシティを運営する片倉工業。

ダンボールのワークショップで真剣な表情で作業を進める参加者

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 昨年9月に同広場のリニューアルを記念して開催され今年2回目になる同イベント。自然・オーガニック・アウトドアの雰囲気を親子で楽しんでもらおうと企画された。ベル型テントで知られる「ノルディスク」のテントが立ち並び、アーティストによるライブやパフォーマンス、約50店が参加した食・雑貨などのマーケット、ワークショップなどが行われ、子ども連れを中心に多くの人でにぎわった。

 サーカスと生演奏を組み合わせたショーを行った「クロワッサンサーカス」は、多くの観客が見守る中、綱渡りやバランスが難しい曲芸を披露。曲芸が成功する度に観客から大きな歓声や拍手が沸いた。

 約60年前に世界発のビーチサンダルを誕生させた内外ゴムはカスタムショップを出店し、自社ブランド「ブルーダイヤ」の鼻緒部分とソール部分を各10色から選べるオリジナルのビーチサンダルを販売。「子どもの来年用に」とワンサイズ大きいビーチサンダルを購入する人もいた。

 「タカラモノPHOTO SESSION」は、子どもに宝物を持ってきてもらい、一緒に撮影するというライフワークを国内外で行っているフォトグラファーの回里純子さんによるプロジェクト。現在7歳の荒井莉太くんは、2歳の時に自然な表情で撮ってもらった写真を両親がとても気に入り、今回埼玉で同じ企画があると知った両親が再び撮影を申し込んだ。ヘアメイクを済ませた莉太くんは終始リラックスした様子で、宝物と共に撮影に臨んだ。

 クリエーティブユニットの「テアタマ~ズ」は段ボールを使ったワークショップを企画。「手で作り、手で考える」ことを提案し、同ユニットが作ったオリジナルの段ボール作品で子どもたちが遊ぶ様子も。「ママつくって」のワークショップでは、親子で制作に取り組む姿も見られた。

 同イベント実行委員会の齋藤友己さんは「いい意味で『ゆるい』イベントは埼玉で少なかった。ここは約250本ものケヤキが植えられている都会のオアシス。この空気感で、流行に敏感な大人たちが子どもと一緒に一日中楽しんでもらえるイベントになれば」と話した。

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