さいたまの自宅ショップが3周年 ハンドメード作家が庭で作品販売

店主の堀内さん 丹精した庭に作家を迎え、来場者との交流の場を作っている

店主の堀内さん 丹精した庭に作家を迎え、来場者との交流の場を作っている

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 さいたま市北区の住宅街にあるハンドメード雑貨やアクセサリーをそろえる自宅ショップ「Bond+handmade(ボンド ハンドメイド)」(北区宮原町2)が10月3日、3周年イベントを行った。

庭で植物とドライフラワーを販売する花工房mooi(関連画像)

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 12人の作家が庭にブースを出して来場者と直接交流しながら販売を行い、自宅の離れを改装した室内では当日来場できない作家の作品を委託販売するなど合計27人の作家の雑貨・アクセサリー・植物などが並んだ。当日はオープン30分ほど前から女性たちが並んで待ち、開場と同時に当ての作家のブースを訪れた。自家焙煎(ばいせん)コーヒー店やガレット(そば粉クレープ)を販売するキッチンカーも出店。買い物の合間に庭の椅子で休憩を楽しむ客の姿が見られた。

 店主の堀内陽子さんは「もともと庭作りが好き。何か自分でやってみたいと思っていた時に、子どもの幼稚園つながりの友人が作家だったので、作品販売をやってみたら楽しかった。その後直接のつながりから扱う作家が増えていった。お客さまはブログ・SNSを通じて知ったという方が多く、リピーターの方、遠方から来店する方も多くてありがたい。年2回、春・秋にこのようなイベントを開いており、春は庭のバラが満開になる。店名は作家作品と使う人をつなぐ接着剤になれたら、という意味」とほほ笑む。

 サンキャッチャー(窓辺に飾り、クリスタルガラスのプリズム効果によって虹のような光を室内に導くインテリア)作家のくものうえさんは「もともと客の一人として庭がきれいなこの店が好きで、声を掛けてもらって販売するようになった」と話す。

 川越から来店した女性は「花工房mooiさんのつながりでこの店を知り何度か来店している。楽しいので、いつも長居している。朝一番の時間帯は混雑するので少しずらして来た」と購入したドライフラワーを手に話していた。

 通常の作品販売営業は11時~16時(火曜~木曜のみ)。

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