さいたま市大宮区のベーグル専門店「小春日和」(さいたま市大宮区堀の内町3)が9月、オープン10周年を迎えた。
シンプル系、おやつ系、おかず系など約20種類のベーグルが並ぶ
店主の角井良(つのいりょう)さんは小学校教師を退職後、趣味のパン作りを極めるため都内のパン店で約1年間修業。「自分のペースで続けられる仕事をしたい」という思いの下、小さなオーブンでも手軽に焼けるベーグルを看板商品に2007年に同店をオープン。当初は現在地からほど近い約3坪の店で営業していたが2010年に現在地へ移転した。
「様々な世代の人が食べられるように柔らかい食感にしている」というベーグルは、国産小麦と天然酵母を使った完全手作り。定番と月替わりで約20種類をそろえ、ベーグル生地を使ったピザやあんパンなどのおかずパン・菓子パンも販売する(170円~)。「小ぶりな食パンやカンパーニュも販売している」とも。
現在は10月限定メニューとして紅優甘(べにゆうか)という品種のサツマイモを店内で焼き上げ具材にした「さつま大納言」、ベーグル生地をおやきのように焼き上げた「きのこさつま」を販売している。
角井さんは「怒濤の日々だったが知り合いも増え、刺激の多い10年間だった。今後も新しいことにチャレンジしていきたい」と今後の抱負を話す。
営業時間は10時~18時。営業日は火曜~金曜。