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さいたまでNPO法人「ぷるすあるは」絵本原画展 精神障がい持つ親と子を応援

さいたまのプラザノースで開催中の「子どものきもち絵本原画展」に展示されているチアキさんの作品

さいたまのプラザノースで開催中の「子どものきもち絵本原画展」に展示されているチアキさんの作品

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 さいたま市北区のプラザノース(さいたま市北区宮原町1)で10月17日から、精神障がいを持つ親とその子どもを応援する「NPO法人 ぷるすあるは」で絵本などの制作をするチアキさんによる「子どものきもち絵本原画展」が開催されている。

作品の制作者チアキさん

 「ぷるすあるは」は精神科の看護師と医師を中心としたプロジェクトチーム。精神障がいなどを抱えた家族やさまざまな事情の中で頑張っている子どもを絵本やウェブサイトなどの情報を通して応援するほか、精神保健全般に関する普及啓発活動も行う。

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 チアキさんは「精神障がいを持つ親とその子どもへのケアなどの取り組みが日本ではほとんどなく、その先駆けになろうと思い、活動を始めた。後に続く人が出てきてくれれば受け取る側に選択肢も増える」と話す。

 ペンで描いた繊細なイラストやアクリル絵の具で描いたダイナミックな絵、色や形を自由に使った立体など多彩な作品があり、隠し絵の仕掛けなど遊び心もあり、訪れた客を楽しませていた。ライブペインティングでは期間中に立体作品を完成させる予定で、チアキさんは「大人が本気で楽しむところを見せたい。そうすれば子どもも楽しくなるのではないか」とほほ笑む。

 会場には3月にさいたま市役所の市民ギャラリーで行われたライブペインティングで完成した作品も展示されている。南区在住の近藤陽一さんは「前回の市民ギャラリーで見て、色を塗り重ねて作品がどんどん変わっていくのが素晴らしかった。今偶然通りかかったので立ち寄ったが、今回の作品もどうなっていくのか楽しみ」と話した。

 会場には創作コーナーが設置され、期間中にミニギャラリートークも予定する。絵本、グッズの販売も。

 開催時間は10時~18時(20日、21日は21時まで)。入場無料。10月22日まで。ライブペインティングは10月19日を除く5日間行う。ミニギャラリートーク&朗読会は18日14時、20日19時、21日11時、22日16時。