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さいたま市に私設図書館 元司書教諭が自宅を改装、3000冊を一般開放

さいたま市に私設図書館 元司書教諭が自宅を改装、3000冊を一般開放

「るぴなす文庫」の小池さん

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 さいたま市見沼区に私設図書館「るぴなす文庫」(さいたま市見沼区小深作、TEL 090-5395-8124)がオープンして2カ月がたった。

廊下に設けられたお勧めの本コーナー(関連画像)

 さいたま市内の小学校で教諭を務め、途中からは司書教諭として司書と教諭をつなぎ教育の場での「本の活用」について尽力した小池淑子さんが教職を辞めた後、自宅を改装し2017年9月27日に始めた同施設。絵本、児童書、小説合わせて約3000冊をそろえる。

 小池さんは「教諭時代は、歴史や理科など授業に役立つ資料としての本や児童書を多く進めてきた。絵本はほとんど読んだことがなかった」と話す。趣味として読むときは、小説を多く読んでいたという。

 教職を辞めたのち、バーバラ・クーニーの「ルピナスさん」という絵本に出会い、絵本の魅力にはまったという。小池さんは「女性の生き方についてのストーリーと美しい絵が合わさった素晴らしい絵本。こんな美しい世界があるんだと驚いた」という。「子どもたちに読み聞かせをしていても、文字を目で追うばかりで絵をきちんと見ていなかったと気が付かされた」とも。

 絵本の魅力に気づき、絵本の蔵書が増えていったという小池さん。「学校や家で少しつらいことがあったとしても、絵本の世界に飛び込んで想像の世界を楽しんでもいい。本は考える力や想像力を育てる。古典と言われるものも絵もストーリーも素晴らしいものがたくさんあるし、今の時代の新しい絵本もパワーがある。愛といっしょに、いろいろな本を届ける場所を作りたい」と文庫の開設を思い立った。

 開設して2カ月。地域の人や知人が来ているが「もっと地域の子どもが遊びにくる場になってほしい」と願う。今後は、「絵本の読み聞かせ会」「エプロンシアター」「人形劇」の開催なども考えているという。「多くの人に文庫の存在を知ってもらい気軽に利用してもらえるようになってくれたら」とも。

 小池さんは「お母さんやお父さんには『絵本を読み聞かせするときは子どもと向き合ってゆったりとした気持ちで』と勧めているが、自分が子育てをしている時は教職だったこともあり時間に追われていて読み聞かせはたくさんしたが、心ここにあらずのことも多かった。子育て中の日常の忙しさは十分分かるので、文庫に来てくれたら、本に向き合う時間を提供できる」とほほ笑む。「家庭文庫の良さは、来た子ども1人1人に向き合えること。その子と話して、その子にあった本を見つけられるし、読み聞かせもできる。絵本のすばらしさと人生の喜びをつたえられたら」とも。

開館時間は木曜=14時~17時。

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