さいたま市大宮区の氷川参道に面する通りにコーヒー専門店「常盤珈琲焙煎(ばいせん)所 大宮氷川参道店」(さいたま市大宮区高鼻町1、TEL 048-783-4883)がオープンした。
2012年2月に大宮駅西口にオープンした常盤珈琲焙煎所は、羽生、浦和、北浦和に店舗を構え、同店で5店舗目。埼玉県内に特化したスペシャリティコーヒーの専門店で、よりすぐりのコーヒー豆を最短ルートで買い付け、豆販売の際はオーダーごとに生豆を焙煎し提供する。「コーヒー豆は焙煎後からどんどん酸化が始まるので、よりおいしい状態でお客さまに提供できれば」と店長の和泉瞳子さん。
白を基調とした、シンプルでモノトーンな同店には常時約6種類のブレンドと22~23種類のシングルオリジンの豆をそろえ、豆の販売のほか、カフェとしての利用もできる(コーヒー290円~、ハンドドリップコーヒー390円~)。テラス席には犬のリードをかけるフックも設置し、氷川参道を散歩する人の休憩利用や、向かいにある図書館利用者のカフェ利用が多いという。
和泉さんは「埼玉県内にはスペシャリティコーヒーの専門店が少ないのが現状。豆の特徴やコーヒーの入れ方などを紹介していくことで、コーヒーの楽しみ方を広めていきたい」と話す。
現在のシーズンブレンドは「初春(はつはる)ブレンド」(100グラム税込み691円)で、1月18日まで販売予定。翌日からはバレンタインを意識したスウィートショコラブレンドを販売する。
営業時間は9時~19時。