株式会社タミヤホーム(本社:埼玉県所沢市、代表取締役社長:田宮 明彦)は、この度、経済産業省のプロジェクトである「100億宣言」の特設ポータルサイト「100億企業成長ポータル」に掲載されたことをお知らせします。
同サイトに掲載されている「100億宣言」とは、中小企業庁および独立行政法人中小企業基盤整備機構が推進するプロジェクトで、「中小企業の皆様が飛躍的成長を遂げるために、自ら、『売上高100億円』という経営者の皆様にとって野心的な目標を目指し、実現に向けた取組を行っていくことを、宣言するもの」と定義されています。
(※ https://growth-100-oku.smrj.go.jp/より一部引用)。 
当社は、この「100億企業成長ポータル」への掲載を機に、2027年に売上高100億円を実現することを改めて宣言し、「かいたいは みらいをかがやかせる」を合言葉に、今後も地域社会への貢献と企業成長の両輪を加速させてまいります。

100億宣言ロゴ
タミヤホームが2027年に売上高100億円を達成し、長期的に年間解体件数10,000件(2035年目標)という目標を実現できる根拠は、従来の解体業の常識を覆す、以下の3つの革新的な事業モデルにあります。
社会課題である
空き家問題の本質的な解決を目指し、解体工事で完結させないビジネスモデルを構築しています。
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ワンストップソリューション: 解体工事とその後の土地活用や売却、相続・権利関係が複雑な「訳あり不動産」の整理までを一気通貫で対応。
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サーキュラーエコノミー: 『解体 → 再生 → 新たな価値創造』という地域内循環を確立し、単なる請負業から地域の未来を創る事業へと進化させています。この事業拡大が、高付加価値化と収益基盤の強化に直結します。
「怖い」「ぶっきらぼう」という従来の解体業のイメージを刷新することで、個人顧客の不安を解消し、顧客層を拡大します。
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分業制の確立: 作業を担う職人とは別に、顧客対応を専門とする「解体工事コンシェルジュ」と工事実行を担う「解体工事プランナー」の2人1組体制で工事を行っています。営業と工事の分業化により、お客様や近隣住民への細やかな配慮と、高い施工品質を両立します。
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効率化への投資: 受注から現場管理までの業務を効率化するための管理部門システム導入を現在進めおり、急増する解体件数(2024年12月期実績から3年間で3倍以上へ)に対応可能な強固なオペレーション基盤を構築します。
持続的な成長を支える「人」の課題に対し、採用と組織文化の両面から戦略的に取り組みます。当社には元アスリート出身の社員も多く在籍し、その力を活用した人材戦略を展開しています。
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「セカンドキャリア」「デュアルキャリア」を推進するアスリート採用: 社員一人ひとりの多様な個性や力を尊重し、挑戦心・チームワークを活かす企業文化を醸成しています。当社には元アスリート出身の社員も多く在籍し、その力を活用した人材戦略を展開しています。
競技で培った「挑戦心」「粘り強さ」「チームワーク」は、解体工事現場での品質向上や困難な課題を乗り越える力となり、当社の成長のエンジンです。当社では元アスリート出身の社員を積極的に採用しています。未経験者でも活躍できる育成計画を立てており、「解体工事コンシェルジュ」「解体工事プランナー」といった独自の認定資格制度を運用し、確実な知識を身に着け経験を積めるようにしています。また、彼らが競技とキャリアを両立できる「デュアルキャリア」での採用も推進し、現役生活を続けながらキャリアを構築できる仕組みづくりをしています。
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社会包摂的な職場づくり: 「SOGI勉強会」や聴覚障がい者に配慮した「デフフレンドリー現場シート」の制作など、業界の枠を超えたD&I推進策を実行。これが従業員の定着率と生産性の向上に寄与し、成長を加速させるための安定した組織基盤となります。

100億宣言での当社の宣言内容
当社は、現在の田宮明彦代表取締役社長が2020年に事業承継を行い、7四半期連続で売上を更新し、年平均成長率54%超、最高益も3年連続で達成しています。
2024年12月末締めの2024年の売上高は30億円超えを達成し、前年比133%増で過去最高額となりました。
2025年の売上高もさらに過去最高額を達成する見通しです。
売上高100億円を達成するまでに、以下の推移で成長する計画で体制づくりを行っています。

100億宣言達成までの推移と達成後の当社の姿
当社の成長戦略の背景には、日本社会が構造的に直面している「
出生率低下」と「
人口減少」による社会変化が関係しています。
空き家の増大: 総務省の住宅・土地統計調査(2023年速報値)によると、全国の空き家数は初めて900万戸を突破し、過去最多を更新しました。
高齢化の進行: 日本の65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合(高齢化率)は29%を超え、世界で最も高い水準にあります(内閣府、2023年版高齢社会白書)。
この空き家率の増大は、
少子高齢化と
人口減少が続く限り、今後も構造的に進むと予測されており、その対応が喫緊の社会課題となっています。

令和4年10月 国土交通省 住宅局発表「空き家政策の現状と課題及び検討の方向性」
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001518774.pdf より
「100億企業成長ポータル」は、経済産業省のプロジェクトの一環で、中小企業庁および独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が、売上高100億円という高い目標を目指して挑戦する企業・経営者を応援するために開設した特設サイトです。このポータルは、飛躍的成長を後押しすることを目的とし、主に以下の施策を通じて成長意欲の高い中小企業を支援しています。
100億宣言: 中小企業が自ら「売上高100億円を目指す」という野心的な目標を公に宣言する制度。
中小企業成長加速化補助金: 100億宣言を行った企業を対象に、大胆な投資を支援する補助金制度。
経営者ネットワーク: 宣言を行った経営者同士が、地域や業種を超えて交流し、共通の課題解決や新たなビジネスチャンスの創出を図るためのネットワーク。
この度、経産省の成長ポータルにおいて、タミヤホームの成長戦略を公開できたことを嬉しく思います。
私たちの成長は、解体業を単なる作業としてではなく、空き家問題を解決し、地域に新たな価値を生み出す「まちづくり」の一歩として捉えているからです。
2030年売上高200億円、そして解体工事業界No.1という目標は、2025年度の売上見込み50億円という確かな成長の道筋の上にあります。さらに2035年売上高500億円の実現に向けては、関東から関西へと進出し、既存の解体事業の前工程となる不動産事業と、後工程となるリノベーション・再活用事業を推進することで、全国的な地域雇用の創出にも貢献してまいります。この革新的な事業モデルと、多様性を力に変える強い組織力があれば必ず実現できると確信しています。
今後も明確なビジョンを打ち出し続け、すべてのステークホルダーの期待に応えるべく、成長を加速させてまいります。
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公開ポータル: 経済産業省「100億企業成長ポータル」
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公開URL:
 https://growth-100-oku.smrj.go.jp/companies/pdf/01860-00.pdf
株式会社タミヤホーム100憶宣言
【株式会社タミヤホームについて】
株式会社タミヤホームは、解体工事業、建築工事業、不動産ソリューション事業、空き家再生事業を展開し、「かい
たいは 
みらいを かが
やかせる」を合言葉に、
お客様のニーズに応じた最適なソリューションを提供し、地域社会の発展に貢献しています。
会社名:株式会社タミヤホーム
東京事務所:東京都千代田区永田町2-17-17
代表者:代表取締役社長 田宮 明彦
事業内容:解体工事業/建築工事業/不動産ソリューション事業/空き家再生事業
従業員数: 70名/2025年10月1日時点
URL: 
https://www.tamiya-home.com/
設立:1997年6月26日
株式会社タミヤホーム
株式会社タミヤホーム 広報
電話 : 03-5157-3933
メール: contact@tamiya-home.co