プレスリリース

モンテール スイーツとしあわせの関係性を調査!~「スーパー・コンビニ スイーツ白書 2025」を発表~

リリース発行企業:株式会社モンテール

情報提供:

 洋生菓子を製造・販売する株式会社モンテール(本社:埼玉県八潮市)は創業70周年を迎えたのを機に、「しあわせにまじめ」という新たなコーポレートメッセージを掲げました。そこで今年は、2007 年より毎年行っている「スーパー・コンビニエンスストア(以下コンビニ)の洋生菓子(以下スイーツ)」に関する経年変化に加え、 「スイーツの喫食としあわせの関係性」についての調査をまとめた「スーパー・コンビニ スイーツ白書 2025」を作成しました。経年でのスイーツへの志向変化とともに、月1回以上スーパー・コンビニのスイーツを購入する20~60代の男女を対象に、スイーツが人々の幸せやウェルビーイングにどのように影響しているかを捉えるため、立命館大学 食マネジメント学部 教授の和田有史さんに監修いただき、調査を行いました。

 また、モンテールでは、毎月第2水曜日(スイ=水、ーツ=2)を「モンテール・スイーツの日(以下スイーツの日)」として、一般社団法人日本記念日協会に登録し、制定しました。今年の3月の「スイーツの日」となる3月12日(水)に向けて、以下に主な調査結果を発表します。



モンテール「スーパー・コンビニ スイーツ白書2025」
URL:https://www.monteur.co.jp/storage/news/sweetshakusho2025%20.pdf
「スーパー・コンビニ スイーツ白書2025」 概要
【スーパー・コンビニのスイーツに関する意識の経年変化】
1、スイーツを買う場所・理由
●購入場所は、1 位「スーパー」59.5%、2 位「コンビニ」51.4%、3 位「専門店」21.6%。で、順位は昨年と同様。
●「10代」の「スーパー」での購入率が昨年より11.9ポイント増加し1位に。全世代で「スーパー」での購入がトップに。
●スーパー・コンビニでスイーツに使う金額は平均「219円」で、昨年より6円ダウン。平均使用金額が最低だった2016年からは29円アップ。使用平均金額が最も高いのは「30代」で「241円」。昨年4位から15円上昇し、昨年1位だった「10代」を抜いて1位に。

2、スーパー・コンビニのスイーツ 人気ランキング
●スーパー・コンビニでよく買うスイーツランキングは 1 位「シュークリーム」(71.1%)が昨年より4.8ポイント増。2位「プリン」(44.3%)と共に、18年連続のトップ2を獲得。
●人気のスイーツの食感は、「なめらかな」(37.8%)が10年連続で1位。2位「ふわふわ」(32.9%)。3位の「もっちり」(30.0%)は昨年10位からの大躍進。

3、スーパー・コンビニでスイーツを買う・食べるシーン
●スイーツを食べる時間帯は全体では「午後」(49.8%)が最も多く、性別では「男性」は「夜」(45.0%)、「女性」は「午後」(56.9%)と全体より多い。

【スイーツの喫食としあわせの関係性】
4、スイーツを食べる習慣と「ウェルビーイング」の関係性
●「とても幸せだ」と感じている割合は、スイーツを「ほぼ毎日」食べる人は57.7%、「食べる習慣なし」の人は45.7%で、12.0ポイントの差があり、スイーツを食べる頻度が高いほど「とても幸せ」と回答する人が多いことが明らかに。

5、スイーツを食べたときの気分の変化
●スイーツを食べると「快適度」「心の安定度」が上がり、「落ち着いた・リラックスした」心理状態になることを約9割以上の人が実感。
●スイーツを食べると、ポジティブな心理状態(「落ち着いた」「活気にあふれた」「リラックスした」「イキイキした」)を感じる割合が高まり、ネガティブな心理状態(「イライラした」、「無気力な」、「ピリピリした」、「だらけた」)の実感が和らぐことが分かった。
なかでも、「リラックスした」は21ポイントアップし、94.7%が実感。一方で、「イライラした」は34ポイントダウンし、25.6%に。

6、スイーツを食べることによって得られる幸せ
●スイーツを食べることで「幸せを感じる」人が(88.3%)と約9割。
●スイーツを食べることを我慢しないシチュエーションの1位は「自分へのご褒美をするとき」(51.9%)。

7、<スイーツと幸せ>「幸せスコア」による測定
●日常の行動で感じる幸せ度は「スイーツを食べること」が最も高く、「お気に入りのレストランでの食事」や「旅行に行く」のと、同じくらいの「幸せスコア」であることが分かった。
●「幸せスコア」が高い、スイーツの要素では、10点満点で聴取すると「お手頃価格」(6.3点)、「季節感・季節限定」(6.0点)、「ボリューム」(5.9点)が、高スコア。

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《「スーパー・コンビニ スイーツ白書2025」 トピックス》
●スイーツをよく食べる人は、食べる習慣がない人より「とても幸せ」な割合が高い
 「感情的well-being尺度(短縮版)*?」で作成された7項目を用いて、スイーツを食べる習慣がある人(「ほぼ毎日」「毎週」「月に数回」それぞれ)と、スイーツを食べる習慣がない人の「最近30日間の状態」を比較すると、ポジティブな感情「満足している」 「気分がいい」「とても幸せだ」と答えた人の割合は、スイーツを食べる習慣がある人の方がいずれにおいても高いことが明らかになりました。また、スイーツを食べる頻度が高いほど「とても幸せだ」と感じている人の割合が多く、スイーツを「ほぼ毎日」食べる人が57.7%、食べる習慣がない人は45.7%で、12ポイントもの差がみられました[図21]。

図21 スイーツの喫食頻度別に比較した最近30日間の状態


●スイーツが、“イライラ、無気力、ピリピリ”を解消する、「心の安定剤」に
 スイーツを食べることによる気分の変化を「二次元気分尺度*? 」を用いて数値化し検証したところ、スイーツを食べると心の安定度が上がり、約9割以上が「落ち着いた・リラックスした」状態になることが分かりました[図23、24]。

図23 【二次元気分尺度】日常生活においてスイーツを食べていないときとスイーツを食べたときの心理状態(気分)の変化


●スイーツを食べたときに、リラックスした気分を94.7%が実感!
 「二次元気分尺度」で使用した8項目についての回答をスイーツを食べる前後で比較すると、 「リラックスした」(+21.9pt) 、「落ち着いた」(+18.0pt)、「イキイキした」(+17.6pt)、 「活気にあふれた」(+14.9pt)は、スイーツを食べたときの方が数値が高く、特に「リラックスした」は94.7%もの人が実感しています。一方、ネガティブな心理状態「イライラした」(-34.2pt)、「無気力な」(-26.4pt)、「ピリピリした」(-26.9pt)、「だらけた」(-11.1pt)は、スイーツを食べることで大きく和らぎ、心の安定度の上昇につながっていることが分かりました[図24]。なお、これは全ての性年代において同様の傾向がみられました。

図24 スイーツを食べていないときとスイーツを食べたときの心理状態(気分)の比較


●スイーツを食べることで「幸せを感じる」人が約9割!
 スイーツを食べることで心理状態(気分)がどうなるかの意識調査の結果、「幸せを感じる」という人は88.3%となり、約9割の人が幸せな気分になっていることが明らかになりました。「リラックスできる」(85.5%)、「嬉しい気分が増幅する」(82.5%)も8割を超えており、スイーツを食べることでポジティブな気持ちが増したり、リラックス状態となることが分かりました。
 「落ち込んだ気持ちが和らぐ」(77.0%)、「モチベーションが増幅する」(75.6%)、「エネルギーがみなぎる」(71.8%)も7割以上の人が回答しており、気持ちが前向きになり、元気になれるという人が多い様子がうかがえます。[図25]。 

図25 スイーツに関する意識(スイーツを食べることでどうなるか)

?その他、詳しい調査データはこちらからご覧いただけます。
URL:https://www.monteur.co.jp/storage/news/sweetshakusho2025%20.pdf

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<調査概要>
1、スーパー・コンビニの洋生菓子(スイーツ)に関する調査・調査概要
■実施時期: 2007 年から 2024 年まで毎年実施
■調査手法: インターネット調査 ■調査対象: 16~64 歳の男女約 1,000 人

2、スイーツの喫食としあわせの関係性に関する調査・調査概要
■実施時期:2024 年 11 月1 日(金)~4 日(月・祝)
■調査手法:インターネット調査(スクリーニング調査、本調査)
■調査対象:[スクリーニング調査]20代~60代の男女16,052人
      [本調査]月に1回以上「スーパー・コンビニのスイーツ」を購入すると回答した、
               20代~60代の男女2,000人(各世代ごとに男女200人ずつ)
<分析方法について>
●*?:「感情的well-being尺度(短縮版)」(中原純)
主観的ウェルビーイングの要素(人生満足度、ポジティブ感情、ネガティブ感情)のうち、感情的な側面である、「感情的well-being」を測定するための尺度。
Mroczekら(1998)註が、情緒、気分、感情などに関する多数の尺度を吟味し提案したポジティブ感情6項目、ネガティブ感情6項目からなる尺度を7項目で測定できる短縮版
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rousha/32/4/32_434/_pdf/-char/ja )。
今回の調査では、回答者の「最近30日間の状態」について測定。
註Mroczek DK, Kolarz CM:The effects of age on positive and negative affect;A developmental perspective on happiness. Journal of Personality and Social Psychology, 75:1333-1349(1998).
●*? :「二次元気分尺度」
調査対象者によるセルフモニタリングを通して、心の「活性度」と「安定度」を測る尺度およびその分析方法。8項目の質問に、0(全くそうではない)~5(非常にそう)の6段階で回答してもらい、指定した時点における心理状態(気分)を数量化する(https://imfine.co.jp/tdms/)。
今回の調査では、「日常生活において、スイーツを食べたとき/食べていないとき」の気分について聴取し、回答結果から「活性度」、「安定度」、 「快適度」、「覚醒度」を算出し、スイーツを食べることによる気分の変化を検証した。
●*?:「幸せスコア」
提示した「日常の行動」の際にどの程度幸せを感じるか、スイーツを食べる「シチュエーション」「時間帯」およびスイーツを「食べるためのひと工夫」によってどの程度幸せを感じるか、スイーツに関連する「要素」でどの程度より強く幸せを感じるか、を10点満点で答えてもらい、その平均を「幸せスコア」として、今回の調査独自に使用。幸せ度がより高くなる要素を検証した。
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《モンテールについて》
モンテールは1954年に創業し70周年を迎えた、シュークリームをはじめとするチルドスイーツのメーカーです。「小さな洋菓子店」ブランドのシュークリームやエクレア、ロールケーキなど、多彩なスイーツをスーパーマーケットやコンビニエンスストアで販売しています。

《会社概要》
【社名】株式会社モンテール
【代表者】代表取締役 鈴木徹哉
【創立】昭和29年10月
【売上高】301億円(2024年8月期実績)
【事業内容】チルドデザートの製造および販売
【所在地】本社 〒340-0822 埼玉県八潮市大瀬三丁目1番地8

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