プレスリリース 2025.06.12

＜JAL Agriport＞いちご農園にて、エステックの「100％紙製苗止めクリップ」（FSC認証紙）を採用

リリース発行企業：株式会社エステック

情報提供：

左よりエステック大村凌/JAL Agriport株式会社　木内賢様/永易俊様/松川文子様/太田賢一様/山崎康考様/フジモリ産業岡本衛様

株式会社エステック（以下、エステック）（本社：埼玉県和光市、代表取締役：坂本学）が製造するFSC認証紙製のいちごの「苗用クリップ」が、JAL Agriport株式会社（以下、JAL Agriport）が運営する農園（千葉県成田市）にて採用されました。
本製品は、これまでプラスチック製が一般的だったランナー固定資材を紙素材で代替する取り組みの一環であり、持続可能な農業とESG経営の推進を目指すJAL Agriport株式会社との共創によって実現しました。

【導入の背景と決め手】

JALグループは2023年度よりESG戦略を「価値創造・成長を実現する最上位の戦略」に位置づけ、環境負荷低減への取り組みを強化しており、JAL Agriportでも農業分野においてその姿勢を積極的に推進しています。
そうした中、エステックが提案したFSC認証紙を使用した紙製苗止めクリップは、土への差し込みや固定力といった使い勝手に優れ、従来品と遜色がない点に加え、生分解性の高さも評価され、今回の採用に至りました。

【使用後の実感・環境効果】

現場での使用感について、JAL Agriport様からは次のような声をいただいています。
「紙製でも土への差し込みや固定力は従来のプラスチック製とほぼ変わらず、バラけない状態で納品されることで保管性も良好でした。また、プラスチックでは必要だった洗浄・消毒作業が不要となり、作業時間や人件費の削減にも繋がっています。」

“土に還る”クリップが農業現場をサポート ― 環境負荷と人手不足、両方に応える紙製資材

使用後に土に還る生分解性を備えた紙製苗止めクリップは、これまで必要だった
取り外し・洗浄・消毒といった作業を不要にし、大幅な作業時間と人件費の削減に貢献。

農業現場では慢性的な人手不足が続く中、JAL Agriport様からは
「今まではプラスチック製のクリップを洗って再利用していたが、紙製クリップは非常に助かっている」という声も。
プラスチック製クリップは、育苗後に回収する必要がありました。この作業には一定の人件費と時間を要していましたが、エステック社の生分解性クリップは土壌で分解されるため、これらのコストを削減できます。環境負荷低減とコスト削減の両立を可能にする点で、非常に優れていると感じています。

【FSC認証とサステナビリティ】

今回採用された紙製品は、国際的な森林認証制度である「FSC認証」を取得した紙を使用しています。エステックは製品だけでなく、製造工場としてもFSC認証を取得しており、製造工程全体で森林保全と資源循環に取り組んでいます。
JAL Agriportでは食品安全や環境保全、労働安全など持続可能型の農業を実現するための取り組み「ASIA GAP認証」を受けており、FSC紙の導入はこの認証との親和性も高く、より持続可能な農業への後押しとなっています。

【JAL Agriport株式会社　永易様メッセージ】

「目立つ取り組みではないかもしれませんが、日々の小さな資材からでも環境配慮を進めていきたい。ご来園いただくお客様に、いちご狩りやレストランを楽しんでいただく中で、そうした背景にも関心を持ってもらえたらうれしいです。」

【エステックのビジョン】

私たちエステックは、「紙製品で世界を良くする」という想いのもと、紙製アメニティや農業資材、業務用品など、あらゆる分野で環境負荷の低い製品づくりに取り組んでいます。

プラスチック代替の動きが加速する今、社会全体でサステナブルな選択肢を選びやすくするための仕組みづくりを、これからもお客様やパートナー企業の皆様と一緒に進めてまいります。

エステックの詳細情報は以下の通りです。

エステック会社ロゴ

- 社名：株式会社エステック
- 所在地：〒351-0114 埼玉県和光市本町27-21
- 代表者：代表取締役坂本学
- 創業：2014年7月
会社概要

JAL Agriportの古民家風レストラン「DINING PORT 御料鶴」

ブルーベリー狩り（7月～9月）

- 社名：JAL Agriport株式会社
- 所在地：〒282-8610　千葉県成田市成田国際空港内成田オペレーションセンター内
- 代表者：代表取締役社長花桝　健一

今後は、ブルーベリー（7月～9月）やじゃがいも（6月中旬～7月中旬）など、旬の食材も続々登場予定とのことです！季節限定の味覚をお楽しみいただけます。
会社概要