大宮駅東口の街中で老若男女、数十人が突然マイケルジャクソンの「Beat It」を踊り出す「フラッシュモブ」を6月30日に行うための準備が現在進められている。
フラッシュモブは、フェイスブックやツイッター、電子メールなどを通じて不特定多数の人が突如集合して「ある行為」を行い、周りの人をびっくりさせるもの。街中で突然オーケストラの演奏が始まったり、地下鉄に乗る人々がパンツ姿だったりと、「ある行為」の内容はさまざまで、海外では特に盛んに行われており、ユーチューブなどでさまざまなフラッシュモブの様子を見ることができる。
今回の企画は、同日に大宮駅東口銀座通りで開催されるイベント「I LOVE SAITAMAプロデュース」の目玉企画の一つとして、有志グループ「さいたマイケル」が準備している。同グループ代表の清水さんが「もともとマイケルジャクソンのパフォーマンスグループを主宰しており、フラッシュモブにはもともと興味を持っていた」ところ、イベントの企画会議でフラッシュモブの提案があり、実施することになった。
5月から毎週練習を始めたところ、口コミやフェイスブックを中心に情報が広がり、最大約20人が練習に参加している。参加者の年齢層は、小学生から50代までと幅広く「普段はダンスに触れたことがない人ばかり。こんなに多様な人に参加していただけるとは思っていなかった」と清水さん。中には、電動車いすで参加予定の人もいる。
当日は、午前1回、午後2回の開催で、100人規模のフラッシュモブを目指す。「初めてのフラッシュモブ。どうなるか分からないが、みんなで一緒に踊りを楽しみたい」と話す。
フラッシュモブは、当日の参加も可能。参加無料。開催時間は、イベントのホームページにヒントが掲載される予定。