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キユーピー、大宮で「マヨフェス」 日本でマヨネーズ発売100周年に向け企画

キユーピー関東支店での「マヨフェス」の様子

キユーピー関東支店での「マヨフェス」の様子

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 大宮のキユーピー関東支店(さいたま市大宮区宮町1)で7月24日・25日の2日間、「マヨフェス」が開催された。

手作りマヨネーズ体験の様子

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 日本初のマヨネーズ製造販売は1925年(大正14年)、キユーピー創業者の中島董一郎によって行われた。スペイン発祥とされているマヨネーズは栄養価が高く、日本人の体格向上を願って日本での製造を試みたという。

 同支店フードサービス営業課の草開さんは「来年2025年(令和7年)は日本でマヨネーズを発売してから100周年を迎える。100周年を一緒に盛り上げてくれる仲間を増やしたいと思い、イベントを企画した」と話す。

 イベントには業務用の客を中心に2日間で101人が参加。当日は、手作りマヨネーズ体験、マヨネーズを使ったメニューの試食、オタフクソースとコラボしたお好み焼きの試食、マヨネーズに関するクイズ、輪投げコーナーではプレゼント企画などを行った。

 手作りマヨネーズ体験に参加した男性は「マヨネーズが手軽に作れることを初めて知った。原料のお酢や油を、スモークされた酢や、リンゴ酢、ワインビネガーで作ると全然違うものになったのには驚いた」と話していた。

 「マヨネーズは卵、酢、油、で主に構成され、それぞれの構成比率や酢に何を用いるかによって味が変わる。製造当時の日本の酢は米などを原料にした和風の酢が主体で、洋風調味料であるマヨネーズが合う酢の入手は困難だった」と草開さんは話す。

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