改修工事の進む大宮駅コンコースの「大宮駅観光案内所」（TEL: 048-644-1144）が2月10日、南北の中央改札口に挟まれたエリアの中心に移転しリニューアルオープンした。

お祝いに訪れたアルディと大宮駅長

　旧案内所は、2005年にコンコースの西端にあったものを移転、以後8年近くにわたって利用されてきた。大宮駅では、1982（昭和57）年のコンコース開通以来初めてとなる大規模なリニューアル工事を昨年9月から進めており、案内サインや改札口をより分かりやすくする改装の一環として、案内所を南北の中央改札口に挟まれたエリアの中心に移転した。

　新しい案内所は、楕円（だえん）形の独立した空間になった。窓口はこれまでとは反対の西側を向き、南北の側面には大きなポスターを掲示できるスペースを新たに設けた。以前からあった「大宮華道連盟」による生け花のディスプレーも東側に設ける。床面には一回り大きな円が描かれ、インフォメーションとしての空間を、より明示的に分かりやすくしている。

　オープンに際して、さいたま市観光大使を務めるJ1大宮アルディージャから、マスコットキャラクターのアルディもお祝いに駆け付けた。アルディからは、アルディとミーヤの大きなぬいぐるみがプレゼントされ、さっそく案内所の中に飾られた。

　待ち合わせ場所のシンボルで現在一時撤去中の「まめの木」を含むコンコースの改修工事は、3月15日に完了する予定だ。

　同案内所の運営時間は9時～19時。