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さいたま・満福寺で「節分会護摩供養」 100年続く行事に子どもら歓声

満福寺「節分護摩供養」お菓子まきの様子

満福寺「節分護摩供養」お菓子まきの様子

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 季節の恒例行事「節分会護摩供養」が2月3日、真言宗智山派楽邦山満福寺(さいたま市北区日進2)で行われた。

満福寺「節分護摩供養」絢爛(けんらん)豪華な祭壇

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 同寺でおよそ100年前に始まったとされる同行事。本堂での護摩供養では、孝佳(こうけい)住職を中心とした5人の僧侶が読経した。参拝者は古札をたき上げる炎を見守り、願い事の成就を祈願。祈とう後には、裃(かみしも)を着た檀家(だんか)が「鬼は外、福は内」のかけ声と共にお菓子まきを行った。最後は子どもたち全員にお菓子の袋詰めが配られ、申込者は護摩祈とうで加持された札を受け取り散会した。

 1282年に興雲尊者が創設した同寺は、800年以上の歴史を持つ。江戸時代には徳川家から寺領10石を受けるほどの大きな寺院だったが、火災や大暴風に見舞われながらも、再興を繰り返し続いてきた。

 孝佳住職は「地域に開かれた寺として、大切に続けてきている行事。子どもたちが喜んでくれるのがうれしい。法事や墓参り以外で地域の方が寺に来ることは少なくなっているが、檀家の力を借りてイベントの企画も進めている。気軽に立ち寄ってもらえたら」と話す。

 近隣に住む本塚隼斗さん(小5)は「3年連続で、兄弟と祖父母と5人で来ている。今回、お菓子は6個取れた。毎年の楽しみ」と喜ぶ。共に訪れた祖母は「孫たちと出かける恒例行事。私の子育て中は仕事で忙しくて、この行事を知らなかった。近所でこうした機会があるのはありがたい」と話していた。

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