2013年4月の閉館後、耐震とリニューアル工事が進められてきた大宮駅東口の大宮ロフト跡に、後継の複合商業施設「大宮RAKUUN(ラクーン)」が6月27日オープンすることが発表された。運営は浜友商事/浜友グループ(浜松市)。
長らくベールに包まれてきた複合商業施設の内容が、ようやく正式に発表された。新施設について同社は「ショッピングとエンターテインメントが融合した複合商業施設」とし、特にターゲットを絞らず「大人から子どもまで楽しめる商業施設」をコンセプトにしている。
注目は、6階にオープンするエンターテインメント施設「大宮ラクーンよしもと劇場」。全国で11番目となる同劇場は、よしもとクリエイティブエージェンシーと同グループが共同で運営する新コンセプトの劇場。141席の劇場では、よしもと所属の芸人・タレントによるネタライブ、トークライブや、一般参加型のランキング形式ライブ「頂~itadaki~Battle」などが行われる。7月7日19時からは、ピースなどが出演するこけら落とし公演を予定。同公演を含め、6月6日からチケット販売が始まる。
ショッピング施設としては、3~4階に総合ディスカウントストアの「ドン・キホーテ」、5階にはバラエティーショップの「ザ・ダイソー」が入り、それぞれ6月27日に営業を開始する。7階には同施設の東側からブックオフが移転し、洋服や服飾雑貨などを扱う総合リユース店「BOOKOFF PLUS」として6月26日にオープンする。
担当者は「今後も地域のニーズに合った魅力的な施設を整備することで、地域の活性化を図っていきたい」と豊富を語る。