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ルミネ大宮で初の「エシカル」キャンペーン-反響も

中南米の伝統柄をモチーフにした服や雑貨の販売と売り上げの一部の現地生産者への還元(チチカカ)

中南米の伝統柄をモチーフにした服や雑貨の販売と売り上げの一部の現地生産者への還元(チチカカ)

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 ルミネ大宮(さいたま市大宮区錦町、TEL 048-645-1411)が現在、初のエシカルキャンペーン「LUMINE OMIYA MEETS ETHICAL」を行っている。

ルミネ大宮エシカルキャンペーン:下取りキャンペーンの様子

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 「エシカル(Ethical)」は「倫理的・道徳的」という意味で、最近は環境や社会への配慮を示す言葉として広がりつつある。ルミネ大宮では「地球や社会に優しい選択をする新しい価値観」を提案する初の試みとして、アッシュ・ぺー・フランス(東京都台東区)が主催する合同展示会「rooms」との共同プロデュースで企画した。

 企画を担当したのは入社4年目の布施哲也さん。同社では毎年10月、入社3年目の若手社員による提案を幹部社員に直接プレゼンできる「若手レポート発表会」を行っている。「大学で学んだ地球環境や途上国支援などをファッションに組み合わせることができないかと思い調べたところ、エシカルに出合った」と布施さ。上司などと相談し「エシカルキャンペーン」としてプレゼンしたところ、幹部から注目された。幹部の反応を受けて布施さんと上司で相談し、大宮店で実際にキャンペーンを展開することとなった。

 催事出店とディスプレー、展示などで構成する今回のキャンペーン。先週末の下取りキャンペーンには2日間で200人以上が訪れ529点もの洋服が集まった。布施さんは「おしゃれをしつつ、途上国支援や環境貢献など、人や地球に優しい行動ができるという点が受け入れられているようだ。メディアや社内での注目も高く、今後も取り組みを検討したい」と話す。

 営業時間は10時~21時。6月1日まで。下取りキャンペーンなどの詳細はホームページで確認できる。

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