さいたま新都心のWith youさいたま（さいたま市中央区新都心）で11月26日、「第2回　現役在宅ワーカー大集合」が開催され、女性在宅ワーカー38人と、在宅ワーカーを活用している、あるいは今後活用したい企業11社が集まった。参加者は企業ブースを回って話を聞くほか、在宅ワークに関する悩みを聞いてもらう「相談ブース」を利用するなど、それぞれ熱心に活動した。

ミニセミナーも充実

　家にいながら仕事をする「在宅ワーク」を希望する主婦が増えている。埼玉県が昨年より始めた「在宅ワーク支援」。昨年度の在宅ワーカー養成講座の受講生募集では、定員の10倍近くの応募があった。需要を感じた県は、本年度より多くの参加者を受け入れられるよう、在宅ワーク入門編、実践編、在宅リーダー育成などさまざまな講座を開いている。

　蓮田市からイベントに参加した半田友紀子さんは「単に企業への登録を促すようなセミナーではなく、仕事探しブースで各企業の方と直接話せるようになっているのがとても良かった。先方がどのような技術や人材を募集しているのか具体的に分かり、『埼玉県とつながりのある会社』ということでの安心感もあった」と振り返った。

セミナーを企画運営しているキャリアマムの井筒祥子さんは「第1回のセミナーは7月に開催され、38人の在宅ワーカーと企業4社の参加があり、実際に仕事を受注したという報告が7～8件あった。今回も皆さんとても熱心にブースを回ってくださっているので楽しみ」と期待を込める。