大宮に盆栽村(さいたま市北区盆栽町)が開村されてから今年で90年目になるのを記念して、さいたま市大宮盆栽美術館で、盆栽と漢詩がコラボレーションした記念企画「早春の賦(ふ)」が2月1日より開催されている。主催はさいたま市大宮盆栽美術館と大宮盆栽協働組合。
今回は、「漢詩によって盆栽の世界観をいつもとは異なる視点からの感じることで、より深い盆栽鑑賞へと誘う」ことが狙い。企画では、大宮盆栽村の各盆栽園から出品される秘蔵の名品盆栽を題として、埼玉県漢詩連盟所属の漢詩人たちがオーダーメードで詠じた漢詩を展示するほか、漢詩人たちの朗読と解説などによる盆栽の観賞会、盆栽園の園主が出品盆栽の見どころなどを語るギャラリートーク、大宮観光ボランティアガイド会による「大宮盆栽村早春さんぽ」などを予定する。
開館時間は9時~16時(11月~2月)。木曜休館。観覧料は一般300円ほか。今月13日まで。