大宮公園(さいたま市大宮区高鼻町4)が紅葉の時期を迎え、週末は色付いた木々を眺め散歩する人が多く見られた。
氷川神社に隣接し小動物園もある同園は、一年を通じ多くの人が訪れる。広大な敷地に大きな木々が立ち並び、春は桜、秋は紅葉が見られる。神社があるので、七五三のお参り帰りや、結婚式の前撮りなどで、紅葉の下で撮影する人もいる。
「今年は暖かい秋で晴天と雨がまとまって降る時期が交互にあったためか、紅葉が早い木と遅い木とまばらになった。ソメイヨシノの木などはもう終わり散ってしまった」と同園事務所の職員は説明する。
赤松のマツボックリやドングリがたくさん落ちていることでも知られるが「今年はもうおしまい。ギンナンも終わってしまった」という。イチョウや日本庭園のカエデは見頃で、同職員は早めの訪問を勧める。