見る・遊ぶ 暮らす・働く

大宮公園小動物園の案内看板、専門学校生がリニューアル 常連客にも好評

大宮公園小動物園の新しい看板、ヤクシマヤギ?

大宮公園小動物園の新しい看板、ヤクシマヤギ?

  • 0

  •  

 大宮国際動物専門学校の学生が大宮公園小動物園(さいたま市大宮区高鼻町4)の案内看板を手作りでリニューアルし、常連客などに好評を得ている。

大宮公園小動物園入り口

[広告]

 同園は、2つの最寄り駅からそれぞれ徒歩10分~20分程度かかり、大きな大宮公園の中にあるため、初めての人には若干分かりにくい。園への方向を示す看板は役に立つ。

 大宮国際動物専門学校は、同園を実習の場とすることが多く、小動物の生態や樹木の説明書き、バードケージの中の掃除などもする。今回は、国際海洋・飼育学科の1年生が「動物園学」の授業の一環で、古くなっていた看板を作り直し11月中旬に設置した。

 43人6チームで6つの看板を作成。同園の動物を描く、擬人化、アニメ化をしない、方向指示をしっかりと描くなどの工夫をした。「子どもたちに親しんでもらえるよう、わざと字のバランスを崩し、園への正確な方向を指示するために設置の向きを工夫した」と参加した学生。同学科担任の吉野弘樹先生によると「一つのものをチームで作るという達成感も味わったようだ」とも。

 同園の常連客で、週1回は来園するという女性は「探し回ってやっと6つ見つけた」と楽しそうに話した。飼育係の小高洋子さんは「看板の大きさくらいしか指定しなかった。私たちが思いつかないような自由な発想で作成してくれた」と満足そう。「見つからない時は、駅から公園に行く道に設置してあることがヒント」という。

 開園時間は10時~16時。入園無料。月曜定休。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース