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コーヒーの魅力を伝えたい-大宮駅西口「常盤珈琲焙煎所」が1周年

約30種類の生豆が並ぶ店内

約30種類の生豆が並ぶ店内

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 大宮駅西口の「常盤珈琲焙煎(ばいせん)所」(さいたま市大宮区桜木町2-2-10、TEL:048-614-8787)が開店1周年を迎えた。

常盤珈琲焙煎所の外観。店舗はアルシェのすぐ裏にある

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 同店は、スペシャルティコーヒーを扱う珈琲豆店として昨年2月12日に開店した。店内には、生産段階から最終消費段階まで追跡可能な「トレーサビリティ」にこだわって選ばれた世界中さまざまな地域・農園の生豆が約30種類並んでいる。豆にはその味や香りの特徴やおすすめの焙煎度の説明が書かれているほか、専門知識の豊かな店員がアドバイスも行う。生豆は、10分程度で焙煎され、焙煎したての香りを楽しめる。

 客の多い日曜には、風向きによっては大宮駅の歩行者デッキまで焙煎の香りが漂うこともあり、香りに誘われて豆を購入しに訪れる人も多いという。

 「スペシャルティコーヒーに出合ったとき、それまでのコーヒーの概念を覆すような衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えている。このコーヒーの奥深さと、コーヒー豆は鮮度が命であることを伝えたくて、お店を始めた」と、店長の金子和義さん。コーヒー豆の魅力を知った多くの人が、リピーターになっている。

 同店では、1周年記念キャンペーンとして、2月9日から24日まで、全品20%増量サービスを行う。新しい試みとして、店内でドリップコーヒーを楽しめるサービスも始めるほか、コーヒー豆の魅力を学ぶことができる基礎セミナーと抽出セミナーを開催する予定だ。

 営業時間は10時~20時。

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