さいたま市見沼区の国産小麦と天然酵母の食パン専門店「和むぎやろくじゅう」(さいたま市見沼区南中丸、TEL 048-685-3013)が6月10日で2周年を迎える。
さいたま市見沼区の住宅街にある和風家屋風の建物の食パン専門店「和むぎやろくじゅう」
住宅街にある和風一軒家の同店は、小麦粉やそば粉の製造販売をする前田食品(幸手市)の60周年に当たる2014年に開店。店名は、「和」=国産、「むぎや」=小麦屋、「ろくじゅう」=60周年に由来し、「言いたいことを全部詰め込んだ」と同店カフェマネジャーの迫田静香さんはほほ笑む。
販売は食パンがメイン。国産小麦と、天然酵母を使い、イーストフード、ビタミンC、酸化防止剤などの添加物は使わない。そのほか、サンドイッチ、レーズンブレッド、チーズロールなどがある。ドライフルーツやナッツ類はすべて有機のものを使い、塩は天然のもの、砂糖はビートグラニュー糖を使っている。マフィンや、クッキー、ラスクなどの焼き菓子も販売。
併設のカフェで提供する通常時のランチは、「食パンを楽しんでほしい」と、メインをサンドイッチ、フレンチトースト、オープンサンド、食パンと手作りジャムと本日の一品の盛り合わせから選び、サラダ、スープをセットにして1,000円(ドリンク付きは1,300円、ドリンクとデザート付きは1,500円)。
2周年を記念して6月10日~12日、和麦ずくめの「2周年記念プレート」として、サラダうどん、そば粉のガレット、野菜のスープにパンケーキ2種をセットにした「和麦を楽しむランチ」(1,080円)を提供する。「パン以外も小麦製品、そば製品を味わっていただければ」と迫田さん。
「常連客は健康に気を使う40代以上の方が多めだが、若い方にも気を付けてほしい。添加物をゼロにしようと思うと大変かもしれないが、少なくすることはできる。添加物の少ない体に優しいメニューを心掛けるっかけになれば」。
月1回ほど来店するという近所の女性は「家でのランチは弁当の残りなどでササッと済ませてしまうことが多いので、栄養のバランスも考えられ、いろいろな素材を使い、素材も良くて、ここのプレートには毎回感激する」と話す。「メニューの内容も変わるし、スタッフの方も親切、テラス席も気持ち良いのでお気に入りのランチの場所」とも。
営業時間は11時~17時。