大宮氷川神社で毎月第1土曜に定期開催している清掃活動が、参加者が100人を超える規模となっている。

大宮氷川神社の清掃活動メンバーによる集合写真

　武蔵コーポレーション（大宮区桜木町1、TEL 048-649-0333）社長の大谷義武さんが社会貢献活動の一環として2010年に6人で始めた同活動。7月2日の活動では、野村證券、武蔵野銀行など賛同12企業社員や一般参加者含め111人が参加して、参道の三の鳥居から氷川神社入口の信号交差点までの約1kmで清掃を行った。

　大谷さんは「7年続いている理由は、地域貢献への強い思いから。働く意義として社会貢献を忘れないようにしたい。この清掃の輪から仕事など他の関係も発展的に生まれてくれれば」と話す。実際に、同活動から仕事に繋がった事例もあるという。

　同社執行役員の吉田祐馬さんは「秋になると大量の落ち葉があるため（ごみが）リヤカー2～3台分になることも。掃き掃除中は黙々と作業することもあるが、最後に全員の記念写真を撮るなど、和気あいあいの雰囲気で行えている。7年続けていることで清掃を通じて連帯感が生まれている。普段の仕事仲間でも、私服姿で清掃の間に話していると普段と違った側面が見られて新しいコミュニケーションになる」と話す。

　次回の開催は8月6日を予定。7時30分に同神社二の鳥居に集合し、8時30分まで行う。一般の参加も受け付ける。事前申込みは電話とホームページで行っている。