学ぶ・知る

埼玉大が入学式 アリーナ改修のためソニックシティで7年ぶり開催

令和8年度埼玉大学入学式の様子

令和8年度埼玉大学入学式の様子

 埼玉大学の2026度入学式が4月4日、大宮ソニックシティ(さいたま市大宮区桜木町1)大ホールで開催された。

期待に胸膨らませる入学生たち

[広告]

 同会場で開催するのは2019(平成31)年以来7年ぶり。コロナ禍で広い会場での実施が求められため、「さいたまスーパーアリーナ(現・GMOアリーナさいたま)」(中央区)に場所を移したが、アリーナが改修工事に入り、今回は同会場での実施となった。式典は午前・午後の2部制で行い、学部生1634人、大学院生703人が入学した。

 学長式辞で重原孝臣学長は「全ての学部・研究科が一つのキャンパスに集まる『All in One Campus(オールインワンキャンパス)』の環境を生かしてほしい。『言語』『数学』『文化・芸術』の3つの言葉を磨いて、専門知を深め、総合知を育みながら、未来を切り開いて」と述べた。学部長等祝辞では各学部・研究科長が入学生へ期待を込めて話した。教養学部の宮田伊知郎学部長は「考え方の違い、人種の違い、障害のある人や多様なジェンダーの存在を前提に大学での学びを通じて、知らないもの、自分と違う気質の存在を知り、多様な人と関わって、自分自身を『社会の呪縛』から解き放ってほしい」とエールを送った。

 午前の部で入学生代表宣誓を行った経済学部の大山周悟さんは「歴史と伝統ある埼玉大学に入学し、身の引き締まる思い。学部の垣根を超えた多様な人との交流の中で、対話を大切に柔軟な発想を生み出し成長していきたい」と述べ、人文社会科学研究科の孫悦さんは「不平等は静かな日常生活の中に潜む。研究を通じて見えづらい社会構造に光を当て、より包容力のある社会の実現を目指したい」と誓った。

 午前の部に出席した経済学部の大石和弥さん、島口拓也さんは「時代が移り変わり、少子高齢化や国際情勢の厳しさを日々報道で目にするが、だからこそ若い自分たちが学ぶ意味があると思う。学部長の祝辞を聴き、未来を変えていくのは自分たちだという気持ちになった」と意気込み、午後の部への出席を控える工学部の星野心大朗さんは「キャンパスを見学し、自分の雰囲気に合う大学だと思い埼大を選んだ。勉強だけでなく、サークル活動も楽しみ。天文サークルを考えている」と声を弾ませていた。

 新入生はガイダンスや履修手続きなどを経て、今月13日に授業を始める。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース