大宮駅東口で11月13日、開催中のさいたまトリエンナーレ2016の大宮会場と大宮の歴史や太宰治の足跡を巡る街歩きが行われた。さいたまトリエンナーレ2016のサポーター有志が企画し、10月30日に続く2回目の開催。
当日は大宮駅を出発し、大宮タカシマヤ、大宮区役所、市民会館おおみやの各会場の現代アートをトリエンナーレのサポーターが解説。太宰が利用していた旧松の湯跡や代表作「人間失格」を書き上げた小野沢邸跡、通院していた宇治病院など、街なかの太宰ゆかりの場所をガイドボランティアが解説した。
企画担当者の興津みなみさんは「トリエンナーレに興味を持ってくれた人たち、展示を見に来てくれた人たちに、これを機会にさいたまという街のことももっと知ってもらうために企画した。アートと街をつないでいくきっかけになれば」と話す。
次回は12月3日に、与野で「トリエンナーレ2016と古き良き佇(たたず)まいを訪ねて」を開催する。北与野駅から与野本町、さいたま芸術劇場を巡る。参加無料。申し込みはフェイスブックページで受け付ける。