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さいたま市で「岩槻映画祭」 国内外応募作品から20作品上映

岩槻映画祭の様子

岩槻映画祭の様子

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 市民会館いわつき(さいたま市岩槻区太田3)で5月12日・13日、「第5回岩槻映画祭」が開催される。

コミュニティスクリーンの様子(関連画像)

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 さいたま市で唯一コンペ部門のある同映画祭。「地域交流や地元に根差した文化の育成、市に映像・映画文化を根付かせよう」と地元の有志たちが2014年から開いている。国内外から寄せられた約100作品の中から選ばれた約20作品を上映するほか、監督、出演者の舞台あいさつも行う。

 上映は同会館ホールのメインスクリーン(550席)と3階コミュニティスクリーン(50席)を使い、「短編映画コンペ部門」「地域コンペ部門」「招待作品部門」「特別製作作品上映」の4部門で行う。

 短編映画コンペ部門の入選作品は、「夜間飛行」(監督=三宅美奈子さん、25分)、「公衆電話」(監督=松本動さん、16分)、「DEPARTURE」(監督=園田新さん、17分)など15作品。

 地域コンペ部門は、さいたま市や岩槻区、埼玉県を舞台、題材とした短編映画のコンペ部門で、「四重奏/カルテット」(監督=小野光洋さん、22分)、「くゆるひ」(監督=宮原周平さん、22分)など5作品。

 招待作品は、「アンダー黙示録」(監督/脚本=もてぎ弘二さん、出演=鈴木彩乃さん、もてぎ弘二さん、やべきょうすけさんなど、70分)、「ナポリタン」(監督/脚本=上田慎一郎さん、出演=福島龍一さん、秋山ゆずきさん、牟田浩二さんなど、19分)など5作品。

 特別作品は岩槻・さいたま・春日部で撮影された作品の「ジオラマガール エピソード0」(監督=ながせきいさむ、出演=大森英里佳さん、坂口彩さん、出口晶美さんなど、30分)、「その一言がすべてを変える」(監督=神谷竜仁さん、出演=大野ひろみさん、斉藤桃香さん、森恵美さんなど、20分)など3作品。

 セレクション部門として、以前上映された作品で「もう一度見てみたい」という声が多かったという、岩槻で撮影された作品「街をみる」(監督=川本直人さん、脚本=島村和秀さん、出演=前田希美さん、細田善彦さんなど、85分)を特別上映する。

 屋外会場では地元や関東圏を中心に活動するミュージシャン、バンド、アイドルなど13組をが出演する「エンタメステージ」を展開。Yuuki Saitoさん、Bee's KneeSさん、大宮アイドールさん、青木裕志さん、小林未季さん、鈴木杏奈さん、斉藤省悟さん、Swimming Fly Walkmanさんらが出演する。

 同会場に隣接した「丘の上公園」では「丘の上シネマルシェ」が同時開催する。体験型ワークショップ、スーパーボールすくいなど、親子で楽しめる催しを50種以上用意する。

 同映画祭実行委員長の太田一穂さんは「5回目を迎え、応募数も増え、さまざまなテーマを扱う熱意あふれる作品に圧倒されつつ、この映画祭がさいたま・岩槻で映画文化を盛り上げる重要なイベントの一つになってきていると感じる。一本あたりの上映時間は短いものも多く、いろいろな作品を楽しんでいただける。屋外のエンタメステージも含め、大人から子どもまで楽しめる映画祭なので、足を運んで楽しんでいただけたら」と呼び掛ける。

 開催時間は両日9時30分~18時。入場料は、一般=1,200円(2日間通し)、小学生以下無料

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