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埼玉県小児医療センターの障がい者手作りクッキーの店が夏期間限定ゼリー

「ジュエリーフルーツゼリー」とクッキープロジェクト理事の谷居さん

「ジュエリーフルーツゼリー」とクッキープロジェクト理事の谷居さん

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 さいたま新都心の埼玉県小児医療センター(さいたま市中央区新都心1、TEL 048-601-2200)2階プレイルーム隣にある障がい者による手作りのお菓子や雑貨を販売する「おかし屋マーブル」(TEL 048-853-3575)が6月10日、夏の期間限定チャリティギフト「ジュエリーフルーツゼリー」を発売した。

食べて美味しい見て楽しい(関連画像)

 障がいのある人もない人も「まぜこぜ」になって暮らす社会を目指し、障がい者の社会参加の推進に関わる活動に取り組むNPO法人「クッキープロジェクト」が運営する同店。埼玉県内の18カ所の作業所から仕入れるクッキーをメイン商品として販売するほか、14カ所の作業所から仕入れるブックカバー、スマホケース、Tシャツ、ヘアアクセサリーなど雑貨も多くそろえる。

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 今回のゼリーは、大宮パレスホテル、東浦和の社会福祉法人みぬま福祉会のプロジェクト「工房集」との共同開発。白桃、メロン、マンゴー、ピオーネ、ラ・フランスの5種類の果肉入りゼリーが宝石のように並び、「工房集」メンバーの金子隆夫さんのイラスト入りリーフレットが付いている。

 同プロジェクト理事の谷居早智世さんは「10年間に渡り福祉作業所のお菓子作りや販路拡大などに貢献してくださる『パレスホテル大宮』、内職のような仕事ではなく、社会との接点をつくるために障がいのある人の才能を活かし「アート活動」を行う『工房集』、「福祉の商品を買ったことがない」人にも広く商品を届けたい『クッキープロジェクト』の3者が考え尽くし開発した。一人でも多くの人に食べてもらいたいし、見てもらいたい」と話す。

 金子さんは、味のあるイラストと独特の感性からの「ぼやき」を組み合わせた表現活動を続けるアーティスト。同店の黒板に書かれたイラストとぼやきは客を楽しませている。谷居さんは「おいしいだけでなく、マーブルの『ぼやきパフォーマー』として皆さんを和ませている金子さんのイラストも楽しめ、2度おいしいところがおすすめ」と話す。

 同店の浜本由里子店長は「開店から1年半がたち、来院する人、入院患者さんや病院のスタッフの方にもマーブルの存在が浸透してきたように思う。お客さまとの会話や、あっという間に大きくなる子どもたちの成長を楽しませてもらっている。ボランティアのスタッフや病院の職員の皆さん、お客さま、、皆さんにささえられている。これからも美味しく楽しいものをお届けしたい」と話す。

 営業時間は平日10時~17時。5種×各3個=3,240円。同店店頭のほか、メール、ファクスで注文を受け付ける。