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大宮のリサイクル着物店「キモノ和楽市」閉店へ 着物コミュニティー惜しむ声も

島村店長とフリマを企画した佐藤さん

島村店長とフリマを企画した佐藤さん

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 リサイクル着物ショップ「キモノ和楽市大宮店」(さいたま市大宮区大門町3)が2月末で閉店する。

和楽市店内(関連画像)

 「着物をもっと身近に着てほしい。ここに来れば『明日着られる着物』が見つかる。気楽にお店に寄ってほしい」と3年前、大宮東口の一の宮通り商店街にオープンした同店。廃業した呉服店から買い取った未使用品など「質が良い」リサイクル着物を提供してきた。

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 同店では「せっかく買った着物をどんどん着てほしい」と、月に1回着物で出掛けるイベントも開催。「江戸東京博物館」「恵比寿ビール記念館」といった見学会などで毎回15~20人程度の参加者があり、「子育ても終わって引っ越してきて知り合いがいなかったので、とても楽しい」と話す人もいるなど、着物を通じたコミュニティーができていたという。昨年11月には常連客が企画した「きものフリーマーケット」を開催し、「小さな店にたくさんの着物好きが集まってくれた」と島村直子店長は話す。

 今回、島村店長が家庭の都合で海外に引っ越すことになり、閉店を決めた。「『すごく残念』『何とか続けてほしい』と言ってくださる方も多く、大宮店が皆さまに愛される店になれたことがうれしい。私自身も残念だが、人生はなるようになる。皆さまにも新しい出会いがきっとある」と前向きに話す。

 2月16日には「第2回きものフリーマーケット」と店主催の材料市が行われ、17日には「人生なるようになるさ 『ケ・セラ・セラ』閉店セール第2弾」が始まる。第2弾では、単衣、夏物を中心にそろえる。

 島村店長は「この機会に着物をそろえ、これからの花見などに活用してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~19時。火曜定休。フリーマーケットの開催時間は11時~17時。入場無料。最終営業日は今月28日。

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