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「常盤珈琲焙煎所」大宮本店が7周年 記念イベントも

ハンドドリップで提供するコーヒー

ハンドドリップで提供するコーヒー

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 大宮駅西口の「常盤珈琲(コーヒー)焙煎(ばいせん)所」大宮本店(さいたま市大宮区桜木町2)が、開店7周年を迎え、記念イベントを開催している。

店の外まで焙煎したての豆の香りが香る

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 スペシャルティコーヒーを取り扱う専門店として、埼玉県内を中心に6店舗を展開する「常盤珈琲焙煎所」。世界各地の農園から最短ルートで買い付ける豆を約30種類そろえる。代表の富所伸一さん自ら各地の農園を回ることも多い。

 コーヒー好きだったマネジャーの富所涼子さんが、住んでいた埼玉県にもっと発見のある店を広めたいという思いで開業。オープン当初はなかなか客数が増えず、手頃な価格でドリップコーヒーを提供したり、スタンプカードを作ったりと試行錯誤したという。大宮本店店長の和泉瞳子さんは「お客さまの口コミやSNSでの発信などを通して少しずつ店やスペシャルティコーヒーの認知が進んできたように感じる。最近はコーヒーに詳しいお客さまの利用も増え、客層の幅も広がってきた」と話す。常に鮮度の高いコーヒー豆をそろえ、同店の豆には産地や香り、お薦めの焙煎度などの説明書きを添える。希望の焙煎度合いを客に聞き、その場で焙煎して提供する。

 2月12日には、埼玉県外初出店となる「府中けやき並木店」がオープンした。大宮本店では現在、7周年と新店オープンを記念したイベントを開いている。ワインのように芳醇(ほうじゅん)で華やかな香りが特徴の「インド カラディカン農園」のシングルオリジン(100グラム=745円)のほか、他店舗でも人気の「ロータスクリーミィラテ」の限定チョコレートフレーバー(390円)など、埼玉県内の店舗では本店のみで味わえる商品を展開する。

 和泉さんは「本店は駅からのアクセスが良いこともあり、地元の方だけでなくショッピング中の若い世代、遠方の方など幅広いお客さまにお越しいただいている。スペシャルティコーヒーのおいしさや新しい発見など、多くの方に知っていただく場所になれば」と話す。

 営業時間は10時~20時。記念イベントは今月17日まで。

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