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大宮で「さいたま」の未来考えるアイデアソン 盆栽と岩槻テーマに

さいたま市産業創造財団の長尾さん

さいたま市産業創造財団の長尾さん

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 さいたまのアイデンティティーと未来について考える「SAITAMA 未来予想 アイデアソン」が9月7日、大宮駅東口の貸会議室6F(さいたま市大宮区宮町1)で開催される。主催はさいたま市産業創造財団。

会場の貸会議室6F

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 アイデアソンとは「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語で、職種分野を問わずさまざまな人が集まってチームを作り、特定のテーマについてグループなどで話し合いながら、アイデアを形にしていくワークショップやイベント。

 今回は、「盆栽の町さいたま」「岩槻地域のまちづくり」をテーマにさいたま地域における「魅力発見」「魅力発信」「地域振興」「起業」に興味がある人を募る。募集人数は40人。

 参加者をテーマ別に、1チーム5人、合計8チームに分け、各チームでテーマに沿って「ビジネスアイデア」「ビジネスプラン」を創出するためのディスカッションを行う。メンターや特別アドバイザーは各チームに対しブラッシュアップのためのアドバイスを行う。チームごとにプランをプレゼンテーションし、優勝チームを表彰する。希望者は、ビジネスプランコンテストへの応募など、創業予定者向けの支援を受けることもできる。

 メンター兼審査員は、セメントプロデュースデザイン社長の金谷勉さん、ジャイロ総合コンサルティング社長の渋谷雄大さん、さいたま商工会議所岩槻支所の中村清さん、成勝園・盆栽師の平尾成志さん、ボノ社長の谷津孝啓さん、日本IBMの大太浩次さん。特別アドバイザーは、さいたま市大宮盆栽美術館の中村慎太さん、ファシリテーターはシナプテック社長の戸田達昭さんが務める。

 同財団支援・金融課 創業支援担当の長尾貴代さんは「今回のアイデアソンは『さいたま』のアイデンティティーと未来をみんなで一緒に考えてみようという、参加者である皆さまが主役の新たなイベント。昨年、人口が130万人を突破し、人口増加を続ける都市『さいたま』のポテンシャルをみんなで引き出し、日本や世界中の人に向けて誇れるものを一緒に創れたら。アイデアソンの醍醐味(だいごみ)である、『新しい出会いと発見』にも期待してほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~17時。参加無料。ホームページから要申し込み。

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